
第42回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
SUGIZO × HATAKEN 初となるデュオ・アルバム『The Voyage to The Higher Self』から
M-1 Muladhara/SUGIZO × HATAKEN
SUGIZOがモジュラー・シンセサイザー界を牽引するHATAKENとコラボレーション。
インド哲学に由来する心と体を調整するエネルギー“チャクラ”をモチーフにした全7曲が誕生、
デュオとして初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』をリリースしました。
モジュラー・シンセを限界まで駆使し、変調したギターが縦横無尽に空間を舞う、
宇宙との交信を音像化したかのような至高のアンビエント・ミュージック。
2020年代の「フリップ&イーノ」が本格始動しました。
1月23日 #30で放送しており、今回2度目の選曲です。
「Muladhara」は第1チャクラに由来するアルバムのオープニング曲。
基底のチャクラを表現したこの曲は、大地に呼応するイメージで、アルバムの中で最も肉感的であり、
ダンス・ミュージックという体裁を成しています。
SGZ × HTKNサウンドを象徴するこの曲は、ここから始まる魂の旅を示唆する、まさにプロローグ的存在です。
▼「The Voyage to The Higher Self」 全曲視聴動画
https://youtu.be/25VMxfyWiyQ
▼アルバム特設サイト
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
<The Mervelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は、Grimesの「Shinigami Eyes」を紹介します。
M-2 Shinigami Eyes /Grimes
「Shinigami Eyes」のタイトルは、漫画「Death Note」の死神から取られている。
MVにはBlackpinkのジェニーが出演。
「私はこのレコードを気に入っているんだけど、みんなは『もっと深い意味は何なの?』と訊いてくる感じの。
『DEATH NOTE』を観て、気に入ったのよ。基本的に全体としてスペース・オペラを書いたんだけど、
この曲だけは大きな物語のプロットにはなかった」
Grimes Profile
カナダ・バンクーバー出身の34歳。本名はクレア・ブーシェイ。独学で作曲を学び、2007年からGrimes名義で
活動を始める。
2010年デビュー。3枚目のアルバム『Visions』で注目され、続く『Art Angels』を4ADでリリース。
NMEの年間ベストアルバムに選ばれる。
影響を受けたアーティストは、マリリン・マンソン、コクトー・ツインズ、ナイン・インチ・ネイルズ、
マライア・キャリー、TLC、エイフェックス・ツイン、などなど。
日本のアニメが大好き。
デビュー当時は所謂「宅録女子」的存在だったグライムスにSUGIZOは大いに注目してきました。
今では世代を代表するシンガーでありトラックメイカー、そしてパフォーマーである彼女の存在感は、
米国ポップカルチャーの中でも随一と言えるでしょう。
▼「Shinigami Eyes」(Official Video)/Grimes
https://www.youtube.com/watch?v=pzPElFdxMCM
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発売から50年を迎える音楽を紹介しています。
今週は、SUGIZOの最も敬愛する鬼才 Frank Zappaの「Blessed Relief」です。
『The Grand Wazoo』から
M-3 Blessed Relief/Frank Zappa
Frank Zappa「Blessed Relief」
『グランド・ワズー(原題:The Grand Wazoo)』は、フランク・ザッパ&マザーズ・オヴ・インベンション
名義で、1972年にリリースしたスタジオ・アルバム。
ザッパのソロ名義で発表された1972年の『ワカ・ジャワカ』同様、ザッパがコンサート中の負傷後の療養期間に
制作したアルバムで、音楽的にも『ワカ/ジャワカ』のジャズ・ロック路線を引き継いでいる。
ザッパは本作リリース前の1972年9月よりライヴ活動を再開し、当時のライヴでは「The Adventures of
Greggery Peccary」や本作のタイトル曲も演奏されて、9月24日のボストン公演の録音は、
後にライヴ・アルバム『Wazoo』(2007年)として発表された。
また、同年10月から12月には「プチ・ワズー」と呼ばれる10人編成のバンドでツアーを行った。
オリジナルLPは『フォー・カルヴィン』が1曲目に収録されていたが、リマスターCDは曲順が変更され、
タイトル曲が1曲目となった。
名作名演がひしめくZappaの諸作品の中でも、際立って名盤中の名盤と言える『The Grand Wazoo』。
SUGIZOはこのあまりにも美しい奇跡の作品を長く愛聴し続けてきました。
このアルバムはZappa流ジャズロック、ジャズオーケストラの決定版と言えます。
2000年にリリースされたSGZ監修&選曲によるコンピレーション・アルバム
『SUGIZO meets FRANK ZAPPA』でも、この名曲「Blessed Relief」は有終の美を飾っています。
▼「Blessed Relief」/Frank Zappa
https://www.youtube.com/watch?v=x-Qk8VxUwuM
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■実力派ヴォーカリスト&フリューゲルホーン奏者・TOKUと、
エネルギッシュなベースプレイで存在感放つKenKenらによる
新生カルテット「The Free Nation」のビルボードライブ公演にSUGIZOゲスト出演します。
詳細はビルボードライヴオフィシャルサイトをご覧ください。
・Billboard Live大阪(1日2回公演)
公演日:4月26日(火)
1stステージ 開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ 開場19:30 開演20:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13339&shop=2
・Billboard Live東京(1日2回公演)
公演日:4月28日(木)
1stステージ 開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ 開場19:30 開演20:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13338&shop=1
■みちのく公園北地区「エコキャンプみちのく」で開催される「ARABAKI ROCK FEST.22」
4月29日公演のBRAHMAN with MICHINOKU Swing OrchestraにSUGIZOがゲスト参加します!!詳細は「ARABAKI ROCK FEST.22」のオフィシャルサイトをご覧ください。
https://arabaki.com
■5月11日に振替となった「デヴィッド・ボウイ生誕75年 映画『ジギー・スターダスト』公開記念 The DAVID BOWIE Tribute Live」にSUGIZOが出演します。
当日、Streaming+でも配信されます(※アーカイブなし)
詳細はクラブクアトロ公式サイトをご確認ください。
https://www.club-quattro.com/sp/shibuya/schedule/detail.php?id=13132
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中です。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド「THE ONENESS」。
只今、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」受注開始。
ご支援宜しくお願いいたします。
https://the-oneness.jp