
第39回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、
SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週は、2014年の作品から、ウクライナ出身のグループ、ONUKA(オヌーカ)をご紹介しました。
M-1 TIME / ONUKA(オヌーカ)
「フォークトロニカ」と呼ばれるジャンルを奏でるバンド。電子音に民族楽器のアコースティックな
音色を加え、新旧のサウンドを融合させているのが特徴。ナタ(リードシンガー)を中心に2013年に結成。
2014年、ONUKAは、チョルノービリに捧げる曲「Time」を発表。
1986年4月26日に発生したチョルノービリ原発事故は、ナタのその後に人生と創作活動にも大きく影響を
及ぼしている。
彼女の父は、原発の事故処理作業員だった。チョルノービリをテーマにした曲をつくるのは、
いわば必然だった、と。
強烈な放射線を浴びながら決死の覚悟で作業にあたった父を思い、たびたび原発至近の
立ち入り禁止区域まで足を運ぶという。
「地球上で最も素晴らしい場所の一つだと思うわ。あそこにいると、特別な霊感に包まれて、
創作のインスピレーションが湧き出てくるの」
また、新曲「1986」には、事故発生直後の原子炉運転員たちの「肉声」がサンプリングされている。
4号炉が爆発した数分後、現場の運転員が電話で異常事態を知らせる“最期の声”である。
最近になってその録音音声がインターネット上に流出し、「20世紀で最も恐ろしい会話」として
知られるようになった。
SUGIZOが最近大いに感動し、心揺さぶられたウクライナのアーティスト ONUKA。
そのあまりに美しい表現、大地と呼応するようなスピリチュアル・サウンドスケープは、
民族や国籍の隔たりを超え、世界中へ響き渡ってもらいたい珠玉の音楽です。
▼「TIME」 (Official Music Video) / ONUKA
https://youtu.be/_4Cswp7smQ0
続いては、ORIGA(オリガ)のアルバム『Lost and Found』から「INORI」をご紹介しました。
M-2 INORI/ORIGA
ORIGAは日本を拠点に活動していたロシア人のシンガーソングライター。
1991年に来日し、92年に札幌のインディー・レーベルからアルバムを発売。
1994年「ORIGA」でメジャー・デビュー。
2015年1月17日肺癌のために逝去。
ソロアーティストとして多くのアルバムを発表する他、菅野よう子やSUGZOをはじめ他アーティストとの
レコーディングやライヴにも数多く参加している。
2015年1月に永眠され、追悼として発表された本アルバム『Lost and Found』(2015年10月21日発売)。
7曲目に収録されている「INORI」は、COLDFEETのWatusiとSUGIZOと共に2011年に制作した楽曲で、
以前コラボレーションした際に録音していた彼女のヴォーカルにバックトラックを加えている。
芸術、表現は、政治や世界情勢に翻弄されるべきではありません。
今回敢えてウクライナとロシアのアーティストを並列にオンエアしたSUGIZOの思いは、
音楽は平和の象徴であるべきだという揺るぎない信念が込められています。
SUGIZOが最も愛した声の持ち主で、SGZ MUSICの要であったORIGA。
今でもSUGIZOは彼女の声からインスピレーションを受け取って音楽を生み出し、
ステージに立ち続けています。
この混迷の時代、天からのORIGAの祈りのエネルギーが、世界を包み込みますように・・・。
最後の曲は、2月16日にリリースされた、
SUGIZO × HATAKEN初となるデュオ・アルバム『The Voyage to The Higher Self』から
「Ajuna」でした。
M-3 Ajuna/SUGIZO x HATAKEN
SUGIZOがモジュラー・シンセサイザー界を牽引するHATAKENとコラボレーション。
インド哲学に由来する心と体を調整するエネルギー“チャクラ”をモチーフにした全7曲が誕生、
デュオとして初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』をリリースしました。
モジュラー・シンセを限界まで駆使し、変調したギターが縦横無尽に空間を舞う、
宇宙との交信を音像化したかのような至高のアンビエント・ミュージック。
2020年代の「フリップ&イーノ」が本格始動!
「Ajuna」は第3の目とも言うべき、6番目のチャクラ。
アルバム終盤に位置するこの曲は、物質と肉体の束縛から解放され、
より高い波動へとアセンションしていく様を音へ落としこむようイメージしています。
また、ソルフェジオ周波数による第 6 チャクラ 852Hzにコミットするように制作されています。
音楽で最も重要な要素は、メロディでも、ハーモニーでも、リズムでもなく、音そのもの。
人や動物の身体の70%を占める水分が、音の振動に反応するのです。そのイメージがこのアルバムの後半は
更に顕著になっていきます。
▼「The Voyage to The Higher Self」 全曲視聴動画
https://youtu.be/25VMxfyWiyQ
▼アルバム特設サイト
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」より、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」の発売が決定。
https://the-oneness.jp
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■SUGIZO×HATAKENアルバム発売を記念して、2022年3月31日(木)に開催された
配信ライヴ『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE IV ~The Eternity Voyage with
SUGIZO×HATAKEN~』。
アーカイブは4月3日 23:59まで/チケット販売は同日 21:00までとなります。
https://sugizo.com/feature/The_Eternity_Voyage_with_SUGIZOxHATAKEN
■4月3日開催「Kansai Festival of Modular 2022」にSUGIZO×HATAKENが出演!
詳細はこちらをご確認ください。
http://kfom.info
■4月9日に多摩あきがわLive Forest自然人村で開催される「野外ライブハウス LOFT」に
SUGIZO×HATAKENが出演!よしうらけんじ氏(Per)をゲストメンバーに迎え、トリオでの演奏となります。
詳細はこちらをご確認ください。
http://www.loft-prj.co.jp/event/220409/
■4月17日開催「Tokyo Festival of Modular 2022 “New Breath”」にSUGIZO×HATAKENが出演!
詳細はこちらをご確認ください。
http://tfom.info
■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。
https://sugizo.com