
第38回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週はSUGIZOにとって最も重要なアーティストのひとり、奇才Frank Zappaを満を持して紹介しました。
1981年のギター・アルバム『Shut Up ‘N Play Yer Guitar(黙ってギターを弾いてくれ)』から
「Five-Five-Five」をお送りしました。
M-1 Five-Five-Five / Frank Zappa
Frank Zappa Profile
フランク・ヴィンセント・ザッパ(Frank Vincent Zappa、1940年12月21日―1993年12月4日)
1960年代の半ばから52歳で病没する90年代前半まで、前衛的なロックを演奏し、ツアーもこなしながら
多数のアルバムを発表し、ロック・ミュージックとポピュラー音楽が表現し得る領域を拡大、ジャズ・ロック、
クロスオーバー、構築的な電子音楽などジャンルを超えた音楽の多様性を表現した。
その功績は広く認知され、1988年にはグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞した。
また生涯を通じて、アメリカ政府、共和党、キリスト教右派(キリスト教原理主義者)、検閲、音楽産業などを批判し、アメリカの問題点を厳しく指摘し続けた。
アルバム『Shut Up ‘N Play Yer Guitar』は79~80年にライヴ録音したギター・アルバム。
当初は『Shut Up 'n Play Yer Guitar』『Shut Up 'n Play Yer Guitar Some More』『Return of the Son of
Shut Up 'n Play Yer Guitar』という3枚別々のLPとして通信販売限定でリリースされ、後に3枚組LPとして
一般流通した。「Ship Ahoy/シップ・アホイ」は、1976年の日本公演(大阪か東京日付不明)の演奏と
されている。
Five- Five- Fiveの参加ミュージシャン
フランク・ザッパ - リードギター
アイク・ウィリス - リズムギター
ウォーレン・ククルロ - リズムギター
デニー・ウォリー - リズムギター
トミー・マーズ - キーボード
ピーター・ウルフ - キーボード
アーサー・バロウ – ベース
ヴィニー・カリウタ – ドラムス
エド・マン – パーカッション
作曲編曲家、ギタリスト、電子音楽家、プロデューサー、スタジオの魔術師、そして思想家、
あらゆる側面がSUGIZOの音楽人生に最も強く影響を与えたアーティスト、フランク・ザッパ。
特に彼のギター、まさに生命体のように有機的に存在し、小節を飛び越え咆哮するそのスタイルが、
SUGIZOに及ぼした影響は計り知れません。
そしてあくまでロックのフィールドを基軸に、ジャズ、アヴァンギャルド、現代音楽、電子音楽を織りなす
ザッパの音楽観は、30年以上をかけてSGZの血となり肉となり、そのDNAを2020年代に表現しています。
『Shut Up ‘N Play Yer Guitar』はSUGIZOにとって永遠の恍惚のギター・アルバムなのです。
映画情報
米国の作曲家、編曲家、ギタリスト、ロック・ミュージシャンであり、あらゆる芸術における先駆者であった
フランク・ザッパ(1940.12.21-1993.12.4)の革新的人生に迫るドキュメンタリー巨編『ZAPPA』が
この度、4月22日(金)より、シネマート新宿/シネマート心斎橋ほかにて全国順次公開になります。
▼「Five-Five-Five」/Frank Zappa
https://www.youtube.com/watch?v=N7TWtcpO1zE
続いては
<The Mervelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。
今週は, JBK「Others Don’t Exist」。
M-2 Others Don’t Exist / JBK
元JAPANの3人、Steve Jansen、Richard Barbieri、Mick Karnによるプロジェクトの未発表楽曲が
3月4日にリリースされました。
「Others Don’t Exist」は、1999年のスタジオ・アルバム『_ism』制作時に録音された約8分の
インストゥルメンタル曲。
昨年は、1997年にオランダのテレビ番組『2 Meter Sessies』で披露したパフォーマンスの
オフィシャル映像が、同番組のYouTubeチャンネルで公開。
曲は1987年のアルバム『Dreams of Reason Produce Monsters』から「Dreams of Reason」
https://www.youtube.com/watch?v=qPOpbi4BtEw&t=13s
JAPANの熱狂的信者であるSUGIZOは、デビュー後間も無くしてミック・カーンと邂逅し意気投合、
その後1997年の初ソロ作品以降共演を重ねました。
同年、SGZプロデュースによる奇跡のイヴェントツアー「ABSTRACT DAY」にJBKを招聘、土屋昌巳氏、
DJ KRUSH氏達と共に伝説の公演を全国で繰り広げました。
1999年、JBKのアルバム『ism』の日本盤は、当時のSGZのレーベル「CROSS」よりリリースされました。
ミックが他界してしまった今となっては、JBKの作品群はそれぞれが珠玉の美しき名盤として
語り継がれるでしょう。
▼Bandcamp内 JBK「Others Don’t Exist」ページ
https://jbkmusic.bandcamp.com/track/others-dont-exist
最後の曲は、LUNA SEAの2021年のセルフカバー盤から
「MOON (2011)」
M-3 MOON (2011) / LUNA SEA
今年、メジャーデビュー30周年を迎えるLUNA SEA。
まさに30年前の今頃、デビューアルバム『IMAGE』のレコーディングに勤しんでいました。
その中でもLUNA SEAの神秘性を象徴する「MOON」は、デビューを目前とした若者達の楽曲とは思えぬ
深淵さと悠大さを宿しているプログレッシヴな作品で、その後の彼らの成長が予感できる初期の名曲として
知られています。
今回は2011年にインディー時代にリリースした1stアルバムのセルフカバー版『LUNA SEA』に収録されている
最新ヴァージョンをお送りしました。
▼LUNA SEAオフィシャルページ
みなさんからのメールをお待ちしております。
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」より、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」の発売が決定。
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■SUGIZO×HATAKENアルバム発売を記念して、2022年3月31日(木)に配信ライヴ
『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE IV ~The Eternity Voyage with SUGIZO×HATAKEN~』
開催決定!!
チケット好評発売中!
https://sugizo.com/feature/The_Eternity_Voyage_with_SUGIZOxHATAKEN
■SHAG 「THE CAGE」
2021年5月20日(木)に開催された、サイケデリック・ジャムバンド SHAG初となる配信ライヴ
『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE Ⅲ ~THE SHAG STRIKES BACK~』より、
更に精巧なミックスを施した「THE CAGE」をSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
■SHAG 「FATIMA」
2021年5月20日(木) WOMBからの配信ライヴのパフォーマンスをメインに構成された最新MV
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SHAGでしか表現し得ない唯一無二のスリルと多幸感をご覧あれ!
■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。