Rebellmusik - Fm yokohama 84.7

第37回目の放送はいかがでしたか?

37回目の放送はいかがでしたか?

それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。

 

 

オープニングは

SGZ’s Rootsmusik

このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。

 

今週はJaco Pastoriusの「Crisis」を紹介しました。

 

M-1  Crisis / Jaco Pastorius

 

Jaco Pastorious Profile

ジャコ・パストリアス、本名 ジョン・フランシス・パストリアスIII世(1951121-1987921)は、

ジャズとフュージョンのエレクトリックベース・プレイヤー及び作編曲家。

1970年代半ばに頭角を現し、1975年にはパット・メセニーの初リーダー作に参加、

1976年にはファースト・ソロ・アルバム『ジャコ・パストリアスの肖像』を発表すると共に、

ウェザー・リポートにベーシストとして参加。

革新的なテクニックを持ち、エレクトリック・ベースの中でも少数派であるフレットレス・ベースを用いて、

アンサンブルでの花形楽器にまで昇華させたことで知られる。

フォークからジャズ路線へと足を踏み入れていた70年代後半のジョニ・ミッチェルとの活動も有名。

 

天才ジャコの永遠の問題作『Word of Mouse』の冒頭を飾る「Crisis」は、

ミュージシャンたちが互いの音を聴かずにジャコのベース・トラックに合わせてソロ演奏したトラックを、

ミキシングの時に任意に出し入れして重ね合わせた。

アンサンブルをコラージュしたフリージャズ的灼熱のアヴァンギャルド・ナンバー。

 

Word of Mouse』のレコーディングには総勢60名のミュージシャンが参加。

ジャコ・パストリアス(b,syn.vo)ハービー・ハンコック(p)ウェイン・ショーター(ts

マイケル・ブレッカー(ts)トゥーツ・シールマンス(hca)ジャック・ディジョネット(ds

ドン・アライアス(perc)ピーター・アースキン(ds)ボビー・トーマス(perc

ヒューバート・ロウズ(fl)ジョン・パストリアス(vo)メリー・パストリアス(vo

オセロ・モリノー(ds)他

 

SUGIZOは1985年にジャコやマイルスに耽溺し、エレクトリック・ジャズに夢中になりました。

音楽の世界の革命児達、偉大な伝説達は2020年代の今もなお強烈な輝きを放っています。

 

▼「Crisis / ジャコ・パストリアス

https://www.youtube.com/watch?v=IVUNIsQbCn8

 

 

続いては

The Mervelous Newmusik

このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、または新譜を紹介しています。

 

今週はRobert Glasperのニューアルバム『BLACK RADIO III』から

Why We Speak feat Q-Tip Esperanza」。

 

M-2  Why We Speak feat Q-Tip Esperanza / Robert Glasper

 

Robert Glasper profile

2012 年にリリースされた『ブラック・レディオ』はその後 10 年間のジャズ/ヒッ プホップ/R&B のジャンルの

新たな方向性を形成し、

その後に出現したカマシ・ワ シントン、サンダーキャット、ケンドリック・ラマなどのミュージシャンにも

直接大きな影響を与え、ブラック・ミュージックの可能性を大きく広げた画期的アルバム。

その後グラミー賞を 4 度受賞し、プロデューサー/キュレーター/そして文化的アイ コンとしての地位を

不動にしたグラスパーによる『ファック・ヨ・フィーリング』以来、 約 2 年ぶりとなる新作。

これまでの『ブラック・レディオ』2 作品と同様に現ブラック・ミュージック界で最 も

パワフルな声を持つアーティストたち(キラー・マイク、タイ・ダラー・サイン、D ス モーク、PJ モートン)

過去 30 年間において最も重要なリリシストやパフォーマー (レデシー、コモン、Q ティップ、エスペランサ、

グレゴリー・ポーター、ミュージック・ ソウルチャイルド、インディア・アリー、ジェニファー・ハドソン)

まで多岐にわたるフィーチャリング・アーティストと共に、

今の時代に向けた声明ともいえるアルバムが 最新の『ブラック・レディオ 3』。

この作品は、社会の変化によって破壊された世界 のフラストレーションとチャンスを、

グラスパーが最も直接的に表現したもの。力強 く、革新的でもあると同時に美しい名盤誕生。

 

Why We Speak feat Q-Tip Esperanza」はSUGIZOが愛するベーシストでありシンガーのエスペランサ・

スポルディングが歌い、ア・トライブ・コールド・クエストのQ ティップがライムする、現代ジャズシーンの

最重要人物クラスパーが仕掛けた奇跡のトラック。

2022年を象徴する作品が早くも誕生しました。

 

〈パーソネル〉

Robert Glasper (keys, p, Rhodes, ds

Derrick Hodge (b, strings) Burniss Travis II (b) Pino Palladino (b) Thaddaeus Tribbett (b)

Chris Dave (ds) Justin Tyson (ds, key) Jahi Sundance (turntables) DJ Jazzy Jeff (turntables)

Cory Henry (organ) Bryan-Michael Cox (synths) Isaiah Sharkey (g) Marlon Williams (g) Terrace Martin (sax,synths) Keyon Harrold (tp) Marcus Strickland (b-cl)

ChristianScottaTundeAdjuah(spokenword) ほか

 

Why We Speak ft. Q-Tip & Esperanza Spalding (Official Lyric Video) / Robert Glasper

https://www.youtube.com/watch?v=Z_VI2QflNSM

 

 

最後の曲は、216日にリリースされた、

SUGIZO × HATAKEN初となるデュオ・アルバム『The Voyage to The Higher Self』から

Vishuda」でした

 

M-3  Vishuda / SUGIZO × HATAKEN

 

SUGIZOがモジュラー・シンセサイザー界を牽引するHATAKENとコラボレーション。

インド哲学に由来する心と体を調整するエネルギー“チャクラ”をモチーフにした全7曲が誕生、

デュオとして初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』をリリースしました。

モジュラー・シンセを限界まで駆使し、変調したギターが縦横無尽に空間を舞う、

宇宙との交信を音像化したかのような至高のアンビエント・ミュージック。

2020年代の「フリップ&イーノ」が本格始動!

 

Visuddha、すなわち第5チャクラは主に喉に関係します。故にこの曲は声、息という部分を重要視しています。

 

モジュラーで変調された笙の音色から始まり、初音ミク(ボーカロイド)を加工して作られた

耽美な精霊を思わせるエフェクティヴ・ヴォイス、そしてギターシンセサイザーGR-300による躍動する命を

彷彿させるプレイなど、喉、声、息に、そして生命にフォーカスしたサウンドが綴られています。

 

5チャクラのカラーはブルー。

様々なシンセサイザーによる深淵なる海、クジラやイルカの存在、その歌を想起させるこの極上の

アンビエント・トラックから、是非生命力に満ちたヒーリング・エネルギーを受け取ってください。

 

▼「The Voyage to The Higher Self」 全曲視聴動画

https://youtu.be/25VMxfyWiyQ

▼アルバム特設サイト

https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self

 

 

みなさんからのメールをお待ちしております。

sugizo@fmyokohama.jp

までお送りください。

 

それでは次回もお楽しみに!

 

 

<お知らせ>

2022SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、

高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド

THE ONENESS」より、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」の発売が決定。

https://the-oneness.jp

 

SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品

Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!

特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中。

https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self

 

SUGIZO×HATAKENアルバム発売を記念して、2022331日(木)に配信ライヴ

LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE IV The Eternity Voyage with SUGIZO×HATAKEN~』

開催決定!!

チケット好評発売中!

https://sugizo.com/feature/The_Eternity_Voyage_with_SUGIZOxHATAKEN

 

SHAG THE CAGE

2021年520()に開催された、サイケデリック・ジャムバンド SHAG初となる配信ライヴ

LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE Ⅲ THE SHAG STRIKES BACK~』より、

更に精巧なミックスを施した「THE CAGE」をSUGIZO公式YouTubeにて公開中!

https://youtu.be/qcI73ZZ8ewA

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