
第36回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
オープニングは
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週は、7年振りのアルバム『Wonderful World』から、宮本貴奈「流木」を紹介しました。
M-1 流木(Driftwood) feat. 小沼ようすけ / 宮本貴奈
Profile
ピアニスト・作編曲家。茨城県結城市出身。米英に20年在住、約30ヵ国で演奏活動を展開。
物語が見えるような演奏とアレンジ、演者が輝くサ ウンド作りで、ジャズ、ポップス、クラシック等、
ジャンルを超えて幅広く活躍。
14 歳でピアノ、15 歳からジャズ理論を学び、高卒後、米バークリー音楽大学へ留学。
在学中にジャズピアニスト としての活動をスタートし、全学費免除特待生として、
映画音楽作曲科&ジャズ作曲卒。
1998年、NY へ拠点を移し、エドマン・ジャズピアノ大会で全米優勝、B.E.T での全米テレビ出演が
話題となる。
ニーナ・フリーロン(vo)のワールドツアーに5年間参加、ピアニスト・アレンジャーとして参加した
『Soulcall』は、2001 年米グラミー賞2 部門でノミネート。
アトランタに移り、ジョージア州立大ジャズ教育学部修士課程卒、同大学助講師。
「アトランタ・ベストジャズ(2 年連続)」「ジョージア州で最も影響力のある女性」他受賞。
グラミー受賞サックス奏者カーク・ウェイラムとの共作『Promises Made』は、
全米ビルボード・ジャズチャート 5 位。
2013 年帰国、『On My Way』で日本デビュー。
ボーカリスト達からの信頼が厚く、八神純子、佐藤竹善、TOKU、伊藤君子、サラ・オレイン、May J.、
Lizz Wright, Rene Marie、Allan Harris 等、アレンジ・プロデュースや音楽監督も多数手がける。
絢香、大黒摩季、岩崎宏美、タケカワユキヒデ、今井美樹、尾崎裕哉、SHIHO、ケイ コ・リー、宮本美季、
溝口肇、スクエニジャズシリーズ、DRUM TAO、そしてSUGIZO 等、マルチジャンルな共演や、
レコーディング、ストリングスやオーケストラアレンジも幅広く手がける。
小沼ようすけとの『ダブル・レインボー』、中西圭三、狩野泰一との『WA-OTO』、『G.G.』他、
コラボ活動も展開。
SUGIZOと宮本貴奈氏は深い友情と信頼で繋がっています。
SGZがカバーしたDavid Bowieの「Life on Mars?」とオーケストラ・アレンジ&ピアノ、他
「Rebellmusik」や「光の涯」のピアノなど、素晴らしいコラボ作品を残しています。
これからの2人のさらなる競演に期待は高まります。
▼宮本貴奈オフィシャルサイト
https://www.takana.net
続いては
<SGZ’s Rootsmusik>
このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けた音楽を紹介します。
今週は、1972年リリースのライヴ・アルバム『Live At The Lighthouse』から
Grant Green「Walk In The Night」
M-2 Walk In The Night/Grant Green
Profile
1931年6月6日ミズーリ州セントルイス生まれ。
ソウル・ジャズを代表するギタリスト。1960年代にブルーノートの看板アーティストのひとりとして活躍した。
13歳からプロとして活動。1960年にルー・ドナルドソンの勧めでニューヨークへ進出。
ブルーノートと契約し、61年に初リーダー作「グランツ・ファースト・スタンド」をオルガン・トリオ編成で
録音。
代表作は、「フィーリン・ザ・スピリット」「アイドル・モーメンツ」「サンデイ・モーニン」
「抱きしめたい」などがある。
グリーンのシングル・ノートを得意としたブルージーかつソウルフルなギター・スタイルは、
ソウル・ジャズのムーヴメントを盛り上げた。
90年代にクラブ・ジャズのブームと共に、人気が再燃した。
Live演奏者
グラント・グリーン(g)
クラウド・バーティ(ss、ts)
ゲイリー・コールマン(vib)
シェルトン・ラスター(org)
ウィルトン・フェルダー(b)
グレッグ・ウィリアムス(ds)
ボビー・ポーター・ホール(perc)
SUGIZOはファンキーでヒップなグラント・グリーンのギターに大いにインスパイアされてきました。
特に去年、グリーンのデビュー60周年ということもあり、彼をオマージュしたプレイを様々なプロジェクトで
表現してきました。
SGZが現在愛用しているGibson ES-330も彼の影響から手にした貴重なギターです。
▼Grant Green公式HP (UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
https://www.universal-music.co.jp/grant-green/
▼『Live At The Lighthouse』 グラント・グリーン (UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
https://www.universal-music.co.jp/grant-green/products/uccq-3016/
最後の曲は、SUGIZOの『愛と調和』から「So Sweet So Lonely」
M-3 So Sweet So Lonely/SUGIZO
アンビエント/ヒーリング・ミュージックに特化したSUGIZOの2020年のアルバム『愛と調和』からの
1曲です。
2020年6月に急逝したDEAD ENDのギタリスト足立”YOU”祐二氏を追悼するために
SGZはこのDEAD ENDの1989年リリースのシングル曲をカヴァーしました。
SGZはこう語っています。
「YOUさんは、僕が最も影響を受けた日本人ギタリストの一人で、生前はとても親しくさせていただきました。
2020年6月、YOUさんが旅立ってしまったことは僕に取って計り知れないほど悲しい衝撃でした。
そしてアルバム『愛と調和』にYOUさんへのレクイエムを入れようと思ったんです。
僕のオリジナル・アルバムでカヴァー曲が収録されるのは初めてのこととなります。
「So Sweet So Lonely」は、DEAD ENDの4枚目のアルバム『ZERO』の先行シングル曲で、
数ある大好きな曲の中でも特にYOUさんの魂を最も祝福でき、
感謝と光に満ちたエネルギーを表現できると思い、この曲を選びました。
ギターソロもリスペクトを込めて、YOUさんの演奏ニュアンスを極力オマージュしました。
重要な役割を担っているパイプオルガンも元々オリジナルにそれらしい音色で鳴らされている
既存フレーズです。チューブラベルの音も、それを彷彿とさせる音が原曲に入っています。
チューブラベルの音は、僕にとって最も強く祝福をイメージさせる音です。
こうやって今回、原曲から僕が感じたものを生の音で表現していきました」。
▼SUGIZO 『愛と調和』 アルバム特設サイト
https://sugizo.com/feature/LOVE_and_TRANQUILITY
みなさんからのメールをお待ちしております。
sugizo@fmyokohama.jp
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■2022年SUGIZOが始動した、環境への配慮、カーボン・ニュートラルへの揺るぎなき行動と同時に、
高い美意識とを両立させた、ロックなエシカル・ファッションを提唱するアパレル・ブランド
「THE ONENESS」より、「ウクライナ難民支援チャリティーTシャツ」の発売が決定。
https://the-oneness.jp
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」好評発売中!!
特設サイトにてMV及び全曲視聴動画公開中。
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■SUGIZO×HATAKENアルバム発売を記念して、2022年3月31日(木)に配信ライヴ
『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE IV ~The Eternity Voyage with SUGIZO×HATAKEN~』
開催決定!!
詳細は後日発表!
■2021年6月9日(ロックの日)に開催された
『SUGIZO vs INORAN PRESENTS BEST BOUT 2021~L2/5~』の
Live映像を収録したBlu-ray作品が2022年3月9日に発売決定!
■SHAG 「THE CAGE」
2021年5月20日(木)に開催された、サイケデリック・ジャムバンド SHAG初となる配信ライヴ
『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE Ⅲ ~THE SHAG STRIKES BACK~』より、
更に精巧なミックスを施した「THE CAGE」をSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
https://youtu.be/qcI73ZZ8ewA
■SHAG 「FATIMA」
2021年5月20日(木) WOMBからの配信ライヴのパフォーマンスをメインに構成された最新MV
「FATIMA」がSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
SHAGでしか表現し得ない唯一無二のスリルと多幸感をご覧あれ!
https://youtu.be/dAWDdGKdeXk
■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。
https://sugizo.com