
第30回目の放送はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
<The Marvelous Newmusik>
このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた新世代のアーティスト、
または新譜を紹介しています。
今週はスコットランド・グラスゴー出身CHVRCHES(チャーチス)の「Lullabies」
M-1 Lullabies/CHRVRCHES
2011年にデビューしたグラスゴー出身のエレクトロ・ポップ・バンド。
ローレン・メイベリー、マーティン・ドハーティ、イアン・クックの3人組。
2021年、3年振り、4枚目のアルバム『Screen Violence』をリリースしました。
スコットランド・アルバム・チャートで1位、イギリスのチャートでは4位に輝いています。
アルバム・タイトルは、当初バンド名の候補だったということです。
人は自分の愛する人々ですら、TV番組のキャラクター以上に身近に感じるのが難しくなり、
全く別世界のようなトラウマに満ちた世界を経験する、といった意味があるそうです。
孤独、幻滅、怖れ、傷心、後悔といった感情が描き出されています。
SUGIZOにとってCHRVRCHESのThe CureやCocteau Twins、また数々のシューゲイザー・バンドの流れを
汲む、UK特有のゴシックでアンニュイな音楽性と世界観はまさに嗜好のド真ん中で、
ローレン・メイベリーのコケテッシュな声と、熟練された2人の職人ミュージシャン マーティン・ドハーティ&
イアン・クックのサウンド・プロダクションに大いにハマりました。
CHRVRCHESの今後の活動に要注目です。
▼「Lullabies」(Official Audio)/CHRVRCHES
https://www.youtube.com/watch?v=ZgWBlEvsD2E
<SGZ’s Recent Favorites>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週は、George Bensonのカーネギー・ホールでのライヴ・アルバム「In Concert Carnegie Hall」 から
「Summertime」
M-2 Summertime/George Benson
George Bensonは、1943年3月22日ピッツバーグ生まれの78歳です。
活動初期はファンキー・ジャズ・シーンの旗手として才覚を発揮、
70年代後半はフュージョン&ブラック・コンテンポラリーに転向し、
1976年Warner Brothersに移籍してからリリースした「Breezin」がコマーシャルな成功を収め、
日本でもお馴染みのギタリストとなりました。
絶品のヴォーカル・スキャットを聴かせてくれた「This Masquerade」は代表曲の1曲です。
「In Concert Carnegie Hall」は、1976年に発売されました。収録は1975年の1月11日です。
ミュージシャンは
George Benson Guitar&Vocal
Hubert Laws Flute
Ronnie Foster Keyboards
Wayne Dockery Bass
Marvin Chappell Drums
Bernard Fennell Cello
ジョージ・ベンソンは世界屈指の圧倒的なテクニックを誇るビバップ・ギターの最終形とも言われ、
同時に極めてエモーショナルなヴォーカリストとしての名高い人。
SUGIZOはその「天から二物」を与えられた最高峰ミュージシャンを心から敬い、
その音楽から大いに影響を受けています。
▼George Benson公式サイト(英語のみ)
▼George Benson YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UChrbSeE9HULE3VBPAMr2dtw
最後の曲は、先日1/26にSUGIZOファンクラブ先行発売、2/16に一般発売される、
SUGIZO×HATAKEN初となるデュオ・アルバム『The Voyage To The Higher Self』から
いち早くお届けしました。
M-3 Muladhara/SUGIZO×HATAKEN
SUGIZOがモジュラー・シンセサイザー界を牽引するHATAKENとコラボレーション。
インド哲学に由来する心と体を調整するエネルギー“チャクラ”をモチーフにした全7曲が誕生、
デュオとして初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』が完成しました。
モジュラー・シンセを限界まで駆使し、変調したギターが縦横無尽に空間を舞う、
宇宙との交信を音像化したかのような至高のアンビエント・ミュージック。
2020年代の「フリップ&イーノ」が本格始動します。
今回ご紹介した『Muladhara』は第1チャクラに由来するアルバムのオープニング曲。
基底のチャクラを表現したこの曲は、大地に呼応するイメージで、アルバムの中で最も肉感的であり、
ダンス・ミュージックという体裁を成しています。
SGZ × HTKNサウンドを象徴するこの曲は、これから魂の旅が始まるという、まさにプロローグ的存在です。
▼SUGIZO×HATAKEN 「The Voyage To The Higher Self」特設サイト
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
みなさんからのメールをお待ちしております。
までお送りください。
それでは次回もお楽しみに!
<お知らせ>
■SUGIZOとモジュラーシンセ界を牽引するHATAKENとのアンビエント・デュオ作品
Album「The Voyage to The Higher Self」発売決定!!
(2022年1月26日 FC先行発売 / 2月16日 一般発売 & iTunes全世界同時配信)
https://sugizo.com/feature/The_Voyage_to_The_Higher_Self
■現在公開中(1/7順次公開)のデヴィッド・ボウイ映画「ジギー・スターダスト」。
本作の公開を記念して、ボウイをリスペクトするスペシャルメンバーが集結する、
一夜限りのトリビュートライヴ「The DAVID BOWIE Tribute Live」にSUGIZOが出演!
開催日:2022年2月24日(木) 場所:渋谷クラブクアトロ
https://www.club-quattro.com/sp/shibuya/schedule/detail.php?id=12956
■2021年6月9日(ロックの日)に開催された
『SUGIZO vs INORAN PRESENTS BEST BOUT 2021~L2/5~』の
Live映像を収録したBlu-ray作品が3月9日に発売決定!
■SHAG 「THE CAGE」
2021年5月20日(木)に開催された、サイケデリック・ジャムバンド SHAG初となる配信ライヴ
『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE Ⅲ ~THE SHAG STRIKES BACK~』より、
更に精巧なミックスを施した「THE CAGE」をSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
■SHAG 「FATIMA」
2021年5月20日(木) WOMBからの配信ライヴのパフォーマンスをメインに構成された
最新MV「FATIMA」がSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
SHAGでしか表現し得ない唯一無二のスリルと多幸感をご覧あれ!
■LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021-CROSS THE UNIVERSE-
大阪国際会議場メインホール
2022年1月31日(月) 開場17:00/開演18:00
2022年2月1日(火) 開場17:00/開演18:00 【TOUR FINAL】
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認下さい。
■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。