
第22回目はいかがでしたか?
それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。
<Half Century Anniversarymusik>
このコーナーは、今年、発表から50年を迎える音楽を紹介します。
SUGIZOは、50歳となった2019年から、50周年を迎える音楽を
貪欲に聴き始めました。
今週は、Led Zeppelin。
1971年に発売になった大名盤「Led Zeppelin Ⅳ」から「Black Dog」をお送りしました。
M-1 Black Dog/Led Zeppelin
1969年の衝撃のデビュー以降、世界のロックシーンをリードし続けた最も偉大なバンドのひとつ。
ブルースやトラッド・フォークをベースに、革新的ハードロックやプログレッシヴなスタイルを創成、
後続に計り知れない影響を与えてきました。
メンバーは
ジミー・ペイジ (Gt)
ロバート・プラント (Vo)
ジョン・ポール・ジョーンズ (B, Key)
ジョン・ボーナム (Dr)
「Black Dog」はジョン・ポール・ジョーンズの発案による、複雑な単音リフから作られた曲。
本人はマディー・ウォーターズ風の曲を作りたくてこのリフを考えた」という話です。
タイトルは、当時のレコーディング・スタジオがあったヘッドリィ・グランジの周囲をうろついていた、
黒のゴールデン・リトリバーに由来するとのことです。
ただし、その犬と歌詞の内容はまったく関係がありません。
SUGIZOは10代後半でバイト先の先輩からこの名盤アルバムを借り、ツェッペリンと衝撃の邂逅を果たします。
ジミー・ペイジの構築美とギターワークに大いに感銘を受け、同じくジョン・ボーナムに惚れ込んだ真矢と共に
日々コピーと研究に勤しむのでした。
ツェッペリンの作曲美学や世界観は、真矢のドラムワークを含めLUNA SEAの音楽に大きく影響を与えました。
余談ですが、ロバート・プラントも証言者としてインタビューに答えているドキュメンタリー映画
「ロック・フィールド」が来年1月28日に公開になります。
ウェールズにある農場をレコーディングスタジオにした伝説のスタジオ「ロック・フィールド」を経営していた
ウォード兄弟の家族の証言で描かれているブリティッシュ・ロック史を語るドキュメンタリーになっています。
先日「アビー・ロード・スタジオ」を題材にした映画「If These Walls Could Sing」の制作も
発表になりましたが、アビーロードとはまた異なったレジデンシー・スタジオの魅力が
「ロック・フィールド」と言えます。
▼「Black Dog」(Live at Madison Square Garden 1973) (Official Video)/Led Zeppelin
https://www.youtube.com/watch?v=6tlSx0jkuLM
<SGZ’s Recent Favorite>
このコーナーは、古今東西カテゴリー関係無く、SUGIZOが現在ハマっている音楽を紹介していきます。
今週はコンテンポラリー・ジャズギターシーンの旗手、Mike Moreno。
2015年に発売になったアルバム「Lotus」から「The Hills Of Kykuit」をお送りしました。
M-2 The Hills of Kykuit/Mike Moreno
1978年生まれ。
テキサス・ヒューストン出身のジャズギタリスト、作曲家。
Mike Morenoは、トランペットのFreddie Hubbrd、サックスのWayne Shoerter、
ピアノのHerbieHancock、ギターのPat MethenyBill Frisellに影響を受けました。
アルバム「Lotus」はアーロン・パークス、ダグ・ウェイス、エリック・ハーランドという
コンテンポラリージャズの強力メンバーを迎えた圧倒的な内容のアルバムです。
カート・ローゼンウィンケルの後を追う若手の中で頭一つ抜けた感もあるモレーノの渾身の力作と言えます。
パット・メセニーの系譜とも言える流麗なクリーントーンで奏でられる、
唯一無二のリリシズムを誇るそのギターワークに惚れ込んだSGZは、この秋、本アルバムを溺愛し、
その美しい音楽に大いに刺激を受けました。
▼Mike Moreno Official Website
最後の曲は、LUNA SEAのアルバム「CROSS」から
M-3 静寂 / LUNA SEA
2019年12月発売のLUNA SEA 10枚目のオリジナル・アルバム「CROSS」に収録(ユニバーサルJ)。
LUNA SEA 30周年記念アルバムであり、グラミーを6度受賞した世界的音楽プロデューサー
スティーヴ・リリーホワイトとの共同プロデュース作品。
長年U2を手がけてきたリリーホワイトならではの、そのサウンド・プロダクションは、
LUNA SEAが世界屈指のスキルと実力を持つ証です。
この楽曲の持つ深淵なる世界観、サイケデリックな音魂、闇のロマンティシズムこそが、
LUNA SEAの唯一無二の真骨頂と言えます。
レコーディング時にリリーホワイトが最もリコメンドしたこの曲は、ライヴ・パフォーマンスにおいて
各メンバーの見せ場が百花繚乱、演奏とライティングの芸術による圧倒的エンターテインメントを実現、
30周年記念ツアーの最深部を体現する極めて重要曲となっています。
▼LUNA SEA オフィシャルサイト
みなさんからのメールをお待ちしております。
までお送りください。
それでは来週もお楽しみに!
<お知らせ>
■SHAG 2021年12月 Billboard Live OSAKA / BLUE NOTE TOKYO
チケット好評発売中!!
▼Billboard Live OSAKA 公演
2021年12月9日(木)
[1st] Open4:00pm Start5:00pm [2nd] Open6:45pm Start7:30pm
▼BLUE NOTE TOKYO
2021年12月12日(日)
[1st] Open4:00pm Start4:45pm [2nd] Open6:30pm Start7:30pm
2021年12月13日(月) ※配信有り
[1st] Open4:00pm Start5:00pm [2nd] Open6:45pm Start7:30pm
■SHAG 「FATIMA」
2021年5月20日、WOMBからの配信ライヴのパフォーマンスをメインに構成された最新MV「FATIMA」がSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
SHAGでしか表現し得ない唯一無二のスリルと多幸感をご覧あれ!
■SHAG 「THE CAGE」
5月20日(木)に開催された、サイケデリック・ジャムバンド SHAG初となる配信ライヴ
『LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE Ⅲ ~THE SHAG STRIKES BACK~』より、
更に精巧なミックスを施した「THE CAGE」をSUGIZO公式YouTubeにて公開中!
■LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021-CROSS THE UNIVERSE-
詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認下さい。
■LUNA SEA 30th Anniversary Tour -CROSS THE UNIVERSE- GRAND FINAL
2022年1月8日(土) OPEN 15:30 / START 17:00
2022年1月9日(日) OPEN 13:30 / START 15:00
at さいたまスーパーアリーナ
■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。