Rebellmusik - Fm yokohama 84.7

第12回目の放送はいかがでしたか?

 第12回目はいかがでしたか?

それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。

 

Half Century Anniversarymusik

このコーナーは、今年、発表から50年を迎える音楽を紹介します。

 

今週は、Mahavishnu Orchestra(マハヴィシュヌ・オーケストラ)です。

 

M-1 Meeting of The Spirits/Mahavishnu Orchestra

 

マハヴィシュヌ・オーケストラは、イギリス人ギタリスト、ジョン・マクラフリンが

ニューヨークで結成したバンドです。

いわゆるジャズ・ロックのスタイルを象徴する音楽性で知られ、

同時多発的に結成されシーンを席巻したチック・コリアのReturn to Forever

ジョー・ザヴィヌル&ウェイン・ショーターのWeather Report等に大きなインスピレーションを与え、

さらにジェフ・ベックが影響され名盤『Blow by Blow』を生む礎となった存在だと言われています。

 

今週紹介した「Meeting of The Spirits」は、

1971年リリースの1stアルバム「The Inner Mounting Flame(内に秘めた炎)」の冒頭を飾る、

ジャズ・ロックの怒涛のシーンをリードした名曲。

デビュー当時のメンバーは、ジョン・マクラフリン(G)、ヤン・ハマー(Key)

ジェリー・グッドマン(Violin)、リック・レアード(Bs)、ビリー・コブハム(Dr)

 

マイルス・デイヴィスの名盤「Bitches Brew」に多大な衝撃を受けた若きSUGIZOは、

当然ながらアルバムの鋭利で強烈なギターを弾いているマクラフリンにノックアウトされます。

その後、マハヴィシュヌ・オーケストラをはじめ、最初期の過激なジャズ・ロックの金字塔である

トニー・ウイリアムズ Life Time、よりフュージョン色の顕著なソロ作品群、

インド音楽との美しい融合であるシャクティ、

ラリー・コリエル(もしくはアル・ディ・メオラ)&パコ・デ・ルシアとのアコースティックによる

スーパー・ギター・トリオなど、その広範囲な音楽性を誇る現代最高峰のギター神に

絶大な影響を受けてきました。

 

Live動画

https://www.youtube.com/watch?v=6-3lvormrWc

 

 

SGZ’s Rootsmusik

このコーナーは、SUGIZOが大きく影響を受けてきた音楽を紹介します。

 

M-2 すみれSeptember Love/一風堂

 

SUGIZOが中1の9月、大きな衝撃を受け、その後の人生に多大な影響を及ぼす土屋昌巳率いる一風堂。

1982年、「すみれSeptember Love」は、カネボウのTVCMにも使われ大ヒットしました。

当時のメンバーは、土屋昌巳、見岳章、藤井章司(2009年没)。

 

オリエンタリズムに満ち、ファンキーかつニューウェーヴ感覚色濃いこの特異なポップソングは、

メンバー3人の職人気質が発揮された圧倒的演奏力と共に、

一度触れたら忘れられない強烈なフックを持つ完璧な歌詞とメロディー、

そしてシンセサイザー・プログラマーの巨匠、

松武秀樹による時代を超えた美しいアナログシンセ・サウンドと相まって、

40年近くを経た今日でもその輝きを全く失っていません。

 

このは、土屋はJAPANのサポートメンバーとしてワールドツアー中でした。

ヨーロッパ各地から中継され、日本のお茶の間に届けられたそのデカダンで美意識あふれる映像と音は、

当時、SGZをはじめ多くの多感なティーンエイジャー達に絶大なインパクトを与えました。

非常に刺激的かつラディカルで、表現の自由の恩恵を多くのアーティストが受けていた稀有な時代でした。

 

 

そして今週最後の曲は~

SUGIZOのアルバム「愛と調和」から「The Gates of Dawn」。

 

M-3 The Gates of Dawn/SUGIZO

 

アンビエント/ヒーリング・ミュージックに特化したSGZの最新アルバム

「愛と調和」(20201223日発売)からの1曲です。

 

新しい楽園が始まる、という生命力みなぎるイメージから生まれた曲です。

新しい世界の夜明け、新しい次元がここから始まるような・・・。 

生命が生まれ、繁殖する。むせ返るほどの命のエネルギー。それはエデンであり、ジャングルであり、

森でもあります。

このパンデミックの闇の時代を抜けて、輝ける命が新たに始まるということを表現した、

躍動するエレクトロニック・アンビエント・ミュージック。

MAIKOの美麗なピアノ、SGZHATAKENd-kiku、3人によるシンセサイザー・サウンドのケミストリー。

そしてSGZが愛してやまない声の持ち主、今は亡きORIGAが、

過去に録り溜めてきたテイクの再利用により参加しています。

美しい精霊の如くの声があらゆる生命の母のような存在感を持って楽曲を包み込んでいるかのようです。

 

▼オフィシャルHP(アルバム特設サイト)

https://sugizo.com/feature/LOVE_and_TRANQUILITY

 

 

みなさんからのメールをお待ちしております。

sugizo@fmyokohama.jp

までお送りください。

 

それでは来週もお楽しみに!

 

 

<お知らせ>

LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021-CROSS THE UNIVERSE-

詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認下さい。

https://www.lunasea.jp

 

SHAGTHE CAGE

5月20()に開催された、サイケデリック・ジャムバンド SHAG初となる配信ライヴ

LIVE STREAMING FROM TOKYO EPISODE Ⅲ THE SHAG STRIKES BACK~』より、

更に精巧なミックスを施した「THE CAGE」を公開!

https://youtu.be/qcI73ZZ8ewA

 

ESP Museum

Navigator N-ST SGZ Custom -EDEN-をはじめ、

LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021 -CROSS THE UNIVERSE-

SUGIZOが使用しているギターがESP Museumで再度展示中!

https://espguitars.co.jp

 

■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。

https://sugizo.com

 

 

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