Rebellmusik - Fm yokohama 84.7

第11回目の放送はいかがでしたか?

宇宙の日の第11回目、いかがでしたか? 

それでは今週オンエアーした楽曲を改めて紹介しましょう。

 

 <The Marvelous Newmusik

このコーナーは、SUGIZOが心揺さぶられた、新しい世代の音楽、

アーティストを紹介します。 

 

M-1   The Tradition / Halsey

 

ホールジーが4枚目アルバム「If I Can’t Have Love, I Want Power」をリリースしました。

彼女は、数々のアーティストの楽曲にフィーチャリングで参加し、コラボの女王の異名を持つ人気シンガー。

今年7月に、男の子を出産し、母となった彼女の新たな旅立ちとなる作品と言えます。

彼女はこれまでにも、LGBTのコミュニティをサポートしたり、2017年にはウィメンズマーチで、

世界中の女性が直面する差別や偏見を彼女の体験も交えスピーチするなど、

社会的なメッセージを音楽に反映させてきました。

新作には、妊娠、出産の恐怖と喜びを表し、コンセプチュアルな作品となっています。

プロデューサーは、Nine Inch Nailのトレント・レズナーが手がけています。

 

現代最高峰の歌姫とNine InchサウンドのケミストリーにSUGIZOは大いに感動。

このアルバムはSGZにとって今年の新譜の中でも、間違いなく特別な重要作となります。

 

 

▼「The Tradition」 MV (Lyric Video) 

https://www.youtube.com/watch?v=6E5s-KEKO3Q

 

▼Halsey オフィシャルHP(ユニバーサル・ミュージック・ジャパン)

https://www.universal-music.co.jp/halsey/

 

 

 

 

Half Century Anniversary

このコーナーは、今年、発表から50年を迎える音楽を紹介します。

 

今週は、Nara Leao(ナラ・レオン)1971年のアルバム、

Des Anos Depois/美しきボサノヴァのミューズ」からご紹介します。

 

M-2    Bonita  /  Nara Leao

 

ブラジル出身、フランス人貴族の血を引く、ボサノヴァのシンガー、女優です。

裕福な家庭で育った彼女の豪華なマンションは、ボサノヴァの創始者と言われるミュージシャン達の

溜まり場だったそうです。

そんな環境にいた彼女ですが、

1964年、ブルジョワなイメージ、現実離れしたと感じられるようになったボサノヴァから離れ、

デビューしています。

66年には、自由を求めるプロテストソングを歌うようになります。

それは、ブラジルの政治情勢からくるものでした。

71年になると、亡命先のパリで、懐かしいボサノヴァの良さを再認識。

生涯初のボサノヴァアルバム「Des Anos Depols」を発表します。

ナラにとってブラジルの軍事政権へ物申す手段は、

武器を取ることではなくボサノヴァを歌うことだったのです。

 

その後、子育てと精神科医になるために表舞台から姿を消しますが、80年代に復活。

しかし89年、脳腫瘍で47歳の若さで亡くなりました。

 

ボサノヴァ誕生のキーパーソン、ナラ・レオンの存在をSUGIZOは長年愛し続けてきました。

ブラジルで生まれ、フランスを経由し、ヨーロッパの香りを宿した彼女のアンニュイで陰鬱な

独自のポップミュージックは、日本においても長く親しまれているのではないでしょうか。

 

 

Bonita

https://www.youtube.com/watch?v=ZkXFRXvHrNk

 

 

そして今週最後の曲は~

SUGIZOのアルバム「FLOWER OF LIFE」から「SLEEP AWAY」。

9/12、宇宙の日に相応しい楽曲。

 

M-3    SLEEP AWAY  /   SUGIZO

 

SGZ MUSICの核である電子音楽、トランス、テクノ、アンビエント、

サイケデリックにギター・インストルメンタル&民族音楽を融合した重要作、

FLOWER OF LIFE」の有終の美を飾る楽曲。

10年前、2011年にリリースされました。

更に2018年リリースのベストアルバム『COSMOSCAPE II』に、新たにミックスを施し、

より洗練された音像で収録されました。

哀惜を歌い上げるヴァイオリン、めくるめく輝くアコースティック・ギター、

叫びの声であるギターソロ、あらゆるエレメンツが絡み合い、

SUGIZOだからこそ描けるスピリチュアルで宇宙的なサウンドスケー プを誇る楽曲です。

 

その大本は2000年代初頭、坂本美雨さんに提供した楽曲。

オリジナル版及びSUGIZOのヴァイオリン版、両ヴァージョン共、

SGZが世界で最も愛した今は亡き唯一無二のベーシスト、ミック・カーンをフィーチャーしています。

そしてドラム及びリズムトラックを彼の盟友であり、JAPANのドラマーであった

スティーヴ・ジャンセンが担当。

ここで魂のコラボレーションが実現しました。

 

この楽曲が完成しつつある朝、自身のスタジオにて爆音でミックスチェックしていた際に、

ミックのベースに心揺さぶられ、

改めてボロボロと泣けてしまい涙が止まらなくなってしまったというSUGIZO

ミック・カーンがこの世を旅立って10年。

彼の誰にも到達できない唯一無二の音は、

今なお一切の輝きを失わず大きな存在感を世界へ放っています。

ミックの魂との交流をSGZは生涯音楽を介して続けていきます。

そしてこれからもSGZは音楽を通して宇宙と繋がっていきます。

 

 

▼オフィシャルHP(COSMOSCAPE II特設サイト)

https://sugizo.com/COSMOSCAPE2/

 

▼ オフィシャルHP(ユニバーサル・ミュージック・ジャパン)

https://www.universal-music.co.jp/sugizo/

 

 

みなさんからのメールもお待ちしております。

sugizo@fmyokohama.jp

までお送りください。

 

それでは来週もお楽しみに!

 

<お知らせ>

■LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021-CROSS THE UNIVERSE-

詳細はLUNA SEAオフィシャルサイトをご確認下さい。

https://www.lunasea.jp

 

■ESP Museum

Navigator N-ST SGZ Custom -EDEN-をはじめ、LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021 -CROSS THE UNIVERSE- SUGIZOが使用しているギターがESP Museumで再度展示中!

https://espguitars.co.jp

 

■その他、詳細はSUGIZOオフィシャルサイトをご確認ください。

https://sugizo.com

 

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