見た目にびっくり!特別な方法で栽培された絶品柿!!
こんにちは!湯本久美です。
今日は、大田市場の達人おススメ
絶品フルーツ企画!
ラジショピ初登場、珍しい方法で育った柿
「和歌山県産 紀の川柿 黒あま」を
ご紹介しました。
紀の川柿は、品種ではなくブランド名でして
渋柿である「刀根早生(とねわせ)」や
「平核無(ひらたねなし)」の果実を、
特別な方法で収穫しています。
渋柿にえぐみを感じるのは
「水溶性タンニン」を含んでいるからで、
水溶性タンニンは水に溶けやすいため、
生で食べると強い渋みやえぐみがあります。
渋抜きをすると水に溶けにくい
タンニンになるので、食べてもえぐみを
感じなくなる、というわけなんです。
渋抜きしていない柿のえぐみはすごいけど
渋抜きするとおいしくなりますよね。
この渋抜き。
通常は実を切った収穫後に行うものなんですが、
紀の川柿は、収穫前、、、
樹にならせたまま行います。
京都大学の研究成果をもとに、
昭和50年代前半に実用化された方法で、
珍しい方法なんです。
固形アルコールを入れたポリ袋をかけることで、
渋柿のえぐみの素・水溶性タンニンが固形化され、
黒砂糖のように小さな塊になります。
切ってみると、果肉全体が黒っぽいんです。
いつも食べている柿と見た目が全然違いますよね。
この袋掛けは1玉1玉、ひとつひとつ手作業で
行います。毎年、8月下旬から9月上旬、
中旬くらいまで行うそうです。
暑い夏の作業ですし大変で、
とても手がかかるため
生産量も限られてしまうんです。
けれど、手間をかけた分おいしくなります。
樹の上で長い間熟成させるので、
果皮は赤く着色し、糖度の高い
上品な甘さになる、というわけなんです。
柿の味もしっかりしていて、
とっても美味しい柿です!
果肉は黒砂糖をまぶしたような
色合いになるので、JAわかやま
紀の里地域本部では「黒あま」の愛称
で販売しています。
そして、皮に、シワやスジが
生じることもありますが、味は抜群です。
現地の方にお伺いしたところ、
今年は気象条件がよかったので、
おいしい出来になっているそうです。
オーソドックスな柿が好きな方には
特にお勧めしたいです。
おいしい柿を召し上がりたい方、
珍しい柿を食べてみたい方、
そして送りたい方はこの機会にぜひ!
和歌山県産 紀の川柿 黒あま
12~15玉、およそ3.8kg入って、
お値段は、税込4,980円。
送料は別になります。限定数は100箱です。
お届けは、11月18日以降を予定しています。
特別な方法で育った黒あま。
刀根柿や平核無柿を食べなれている方は
是非この違いを確かめてください!