こんにちは。湯本久美です。
今日は、「ゆら 木成り八朔」をご紹介しました!
「春の皿には苦味を盛れ」という
ことわざがあるのをご存じですか?
人間は寒い冬を乗り越えるため、
冬のカラダは自然と栄養や脂肪を蓄えるそう。
春になって、冬の間ため込んだ
脂肪や老廃物を出そうとするとき、
助ける働きがあるのが「苦味」のある
食材と言われています。
実際に、春は、菜の花、フキノトウ、
タラの芽、ツクシなど、ちょっと苦味のあるものが
旬を迎えますよね。
ほろ苦さを美味しく味わえる柑橘、
八朔も人気の春の食べ物の一つです。
八朔というと、上品な甘さと酸味に加え、
ほのかな苦味もあり、
果汁も他の柑橘類に比べると少なめですよね。
けれど、淡い黄色の果肉は、
歯ごたえのある独特のプリプリ感を
楽しむことができ、個性的な味わいは古くから
親しまれ、長年のファンも多い柑橘でもあります。
ラジショピで紹介する八朔は
大田市場の達人お墨付き「木成り八朔」!
「木に成る八朔」と書く通り、
木に成らせたまま、木の上で完熟させたという
ちょっと珍しい八朔なんです。
八朔は霜に弱いので、通常は12月には収穫して
貯蔵庫で追熟させてから出荷する、
というのが一般的です。
一方木成り八朔は、
2月まで樹上で完熟させます。
なので、木成り八朔は、木からの
栄養分と太陽光を長く受けることで、
糖度が高く濃厚な味になり、
苦味と酸味が和らいで、
よりさわやかな甘さになるんです。
普通の八朔(左)と木成り八朔(右)を比べてみると
若干ですが、木成り八朔(右)の方が
色が濃いのが分かります。
そして、香りがとっても良いんです。
切っている時に、周りのスタッフから
いい香りがする~と言われたくらい。
爽やかな香りが広がります。
食べてみると、ジューシーさにびっくり!
普通の果汁が少ない八朔とは全く違くて、
食べた時に果汁が口からこぼれてしまったくらい!
こんなにもジューシーなの?!
と驚いてしまいました。
そして、果肉は大きめで食べ応えがあって、
爽やかな酸味とほろ苦さの中にも
甘さがちゃんとあって、絶妙な美味しさです!
後味もとっても良くて、木でギリギリまで
成らせるとここまで美味しさが違うのかと、
本当に感動してしまいました。
今回の木成り八朔は、大田市場の達人おすすめ、
JA紀州 ゆら選果場の「ゆら 木成り八朔」。
由良地区は、八朔のダントツの生産量を誇る
和歌山県の中でも、特に木成り八朔に適した地域。
白亜の大きな石灰岩の岬と、紺碧の海の
コントラストで「日本のエーゲ海」と言われる景勝地。
この暖かい気候の海岸線沿いの町・由良地区は、
霜に弱い八朔を、2月まで木成りで熟させるのに
適している地域というわけなんです。
木成り八朔の名産地とはいっても、
木でギリギリまで熟させるため、
熟して実が落ちてしまうリスクも高く、
生産量が少ないのも特徴です。
今回は、外側の皮に擦れなどがあるご自宅用で、
お得にご用意致しました。
「ゆら 木成り八朔 およそ5kg」。
サイズはMかL、およそ16個~21個で、
値段は税込 3,500円。送料は別です。
お届けは、3月下旬~4月上旬頃予定しています。
一味違う、木で熟した八朔をこの機会に
是非楽しんでいただきたいと思います!