熊谷章洋です。今日ご紹介したのは、
「5分でOK!緊急用 吸水土のう」
でした。
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防災の日に合わせて、
防災グッズのご紹介です。
災害への備え、
ついつい忘れてしまいがちですから、
こういう日だけでも、思い出してチェックしておきたいところですね。
特に防災グッズは、
新しい技術と発想を取り込んで、
どんどん進化していますから、
ご家庭の備えも、
日々、更新していく必要があると思います。
今日ご紹介する、この「吸水土のう」なんて、
その最たるものではないでしょうか。
まずは、
土のうの必要性について。
土のうと言いますと、
布袋に土や砂が入っていて、
主に災害現場において、
水の浸入などを防ぐために、積み上げられるものですよね。
これをご家庭で備えている、
という方は、まだ少ないと思います。
いっぽうで、
水害、浸水被害のリスクが高まりつつあることは、
肌で感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
水害と言いますと、
まず思い浮かべるのは、河川の氾濫だと思うのですが、
それ以外にも、
近年は、市街地における「内水氾濫」の危険が高まってきているんです。
ゲリラ豪雨や台風などの際、
マンホールなどから水が溢れ出す様子を、
映像や実際に、
ご覧になったこともあると思います。
あれが、内水氾濫です。
そのような水害から、
自宅や店舗、その他大切な場所や家財を守るためには、
水の浸入を防ぐ「土のう」が、
家庭にも必要、というわけなんですね。
ただ土のうと言いますと、
大きくて重くなければ、意味がありませんから、
家庭で備えるのは、かなり難しいものなんですが、
その点を見事に克服したのが、
この「吸水土のう」なんです。
使う前の大きさは、
たて60cm、よこ40cm、厚さは、わずか5ミリの布袋です。
どこでも保管できますよね。
この中には、
粉状の吸水ポリマーが入っています。
紙オムツなどで使われている素材、
もうおなじみですよね。
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たったこれだけの吸水ポリマーが、
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水を吸うと、
あっという間にこんな量に!
使い方は、
桶、たらいなどに水を溜め、
そのなかで、
これをもむようにして、水を吸わせると、
なんと重さ20キロの土のうになる!
というわけ。
なるほど、
これは、ナイスアイデアです!
しかも吸水土のうには、
保管しやすい以外にも、さらなるメリットが。
それは、
素人でも扱いやすい、ということ。
一般的な、
本当に土砂が入っている土のうって、
水が入ってこないように積み上げるのには、
技術が必要なんですって。
それに対して、
この吸水土のうなら、
中身の吸水ポリマーが、
いい具合に隙間を塞いでくれるので、
土のうの扱いに慣れていなくても、
効果的に、目的を達することができるんです。
注意ポイントがひとつ!!
なにしろ、
吸水後には20キロになるものです。
設置場所まで運ぶことを想定してください。
ご家庭に荷車などがない場合は、
吸水させる場所と、設置する場所が近い方が、
圧倒的に楽になるはずです。
例えばですけど、
設置場所の近くに、
桶やビニールプールみたいなものを置き、
蛇口からホースで水を引いて、
桶に水を張り、
吸水土のうを浸しては積み、
浸しては積み、
というようなことができれば、
かなり簡単になりますよね。
ご家庭など、
使用する場所をイメージして、
シミュレーションすることが大事だと思います。
是非一度、
お考えになってみてくださいね。
詳しくは、
ラジショピホームページから、チェックしてくださいね♪
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