熊谷章洋です。今日ご紹介したのは、
『ハイレゾ級「骨伝導イヤホン HA-5」』
でした。
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骨伝導って、
聞いたこと、ありますよね。
聞いたことはあるけど、
体験したことはない、という方がほとんどではないでしょうか。
これは音が聞こえる仕組みの話なんですけど、
まず音というは、空気の振動です。
それを始めに受け止めるのが、鼓膜。
そしてその振動を、
耳の中の骨に伝えて、
さらにはそれが聴覚神経に達することで、
私たちは音を聞くことができている、
ざっくり言うとそういうことらしいです。
骨伝導というのは、
音を受け止める最初の段階の鼓膜を使わず、
耳の中の骨に、
直接、音の振動を伝えることで、
音が聞けるようにするシステム。
例えば、
作曲家のベートーベンが晩年、
ほとんど耳が聞こえなくなってから、
指揮棒を口にくわえて、
それをピアノに押し当てるようにして音を感じながら作曲した、
なんていうエピソードがありますが、
これも、骨伝導なんだそうです。
なるほど、
根本的な仕組み自体は、歴史があるんですね。
そして、
現代の最新技術によって誕生した、
この骨伝導イヤホンを、
どういう人におすすめしたいかというと、
加齢などで、
聴こえが悪くなってきた、という方。
人間は年を取ってくると、
鼓膜も弱りますから、
聴こえが悪くなるのは、
自然のことなんですが、
そのままでは、
日常生活が不便ですよね。
人と話していて、
相手の言葉が聞き取りにくくて、何度も聞き直したり、
話の内容がわからないままにしてしまったり。
また、テレビの音を大きくし過ぎて、
家族やご近所に迷惑がかかったり。
そういう場合、
補聴器や集音器を使うこともひとつの手ですが、
骨伝導でない補聴器、集音器などは、
弱っている鼓膜に、大きい音を当てることで、
聴こえを補うもの。
それに対して、
この骨伝導イヤホンは、
弱った鼓膜を使わず、
頭の中に、ダイレクトに音を伝えるものですから、
耳への負担、
疲れや違和感が少ないんですね。
本体はこんな感じ。
充電池内蔵でとても軽いです。
さらには、
普通のイヤホンのように、
耳の中には入れず、
耳にひっかけて、軟骨部分を挟むだけ。
着けていることさえ、忘れちゃうほどなんですよ。
見た目は、
普通にイヤホンしているみたいですよね。
日本のメーカーが開発し、
日本で製造、
特許技術によって、
人の声が聞き取りやすく、余計な音は拾いにくい仕組みで、
そのボリュームも、
イヤホン側で調節できますから、
例えば、
家族みんなで見るテレビの音を、
みんなが聞く音量で、
自分も楽しむことができるわけですね。
視力が悪くなったら、
眼鏡をかけますよね。
では、聴こえが悪くなったら?
眼鏡をかけるのと同じように、
骨伝導イヤホンを検討してみるのはいかがでしょうか!
、
ラジショピホームページから、チェックしてくださいね♪
http://shop.fmyokohama.co.jp/ec/
月曜・火曜キャスター
熊谷章洋
https://www.kumagaiakihiro.com/