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卓上燻製土鍋~ありふれた食材をご馳走に変える魔法

今日ご紹介したのは、

「長谷製陶 卓上燻製土鍋 いぶしぎん」でした。

燻製、

それは、
人類の叡智です。

大昔、

おそらく人間が、
火を操ることができるようになって、

間もなく、

偶然に発見されたことでしょう。

狩りで捕らえたイノシシやマンモスを、

最初は、
炙り焼きにして、

家族が食べ、
仲間に振る舞う。

でも、
当然、食べきれないし、

放っておけば、
何日も持たずに、腐敗してしまいます。

そんな繰り返しのなか、

火の近くに吊るしておいた肉が、
生肉よりも、長く保存できるっぽいことを、

誰がが見つけ、
それを部族内の共有の知恵として、

語り継ぎ、後世に伝え、
あるいは、人の増加や移動とともに、広まった・・

あるいは、

別の場所で
複数の人が、気づいたことかもしれません。

しかも食べてみると、

適度に水分が飛び、
旨味が増して、

かすかな木の香りが、
なんとも芳しく、

これ、
生よりいけるんじゃね?

みたいな感じで、愛されてきたのでしょうね。

さて、
前置きが長くなりましたが、

自宅で簡単に燻製が作れる、
長谷製陶さんの「いぶしぎん」のご紹介です。

燻製が美味いことは、

スーパーなどに様々な燻製や「燻製味の」商品が並んでいることでも、
明らかですよね。

でも、
自分で作る人は少ないでしょう。

ネックは、
煙と手間。

アウトドアでやるっていうイメージが強いですね。

この「いぶしぎん」は、
燻製を作りたいと思う人にとっての高い壁であった、

「煙と手間」を省くことに、
見事に成功した画期的な商品なんです。

長谷製陶さんは、
先日ラジショピでご紹介した「炊飯用土鍋」も作っている、

伊賀焼の老舗窯元。

その炊飯用土鍋に、
形状は似ていますが、構造が違うんです。

使い方は、

まず、この「いぶしぎん」の底に、
アルミホイルを敷き、
その上に適量のチップを載せます。

中には、
網棚を二段取り付けられるようになっていますから、

その網棚の上に、
燻製したい食材を並べます。

それをまずは空焚き。

ほわっとかすかな白い煙がでるのを確認したら、
蓋を閉じちゃいます。

これ以降は、
外に煙が出ることはありません。

秘密は、
「いぶしぎん」の縁が溝になっていて、

蓋を閉じて、
その溝に水を注ぐことで、

煙を外に漏らさない仕組みになっているのですね!

なるほど~
それは、グッドアイデアです。

そして、
しばらく加熱したあと、

火を止めて放置しておくだけ。

これで、
美味しい燻製の出来上がり~。

ね、
簡単でしょ?

では、
オープン!!

Img_6034



スタジオで
開いてみた時の状態はこんな感じ・・

Img_6032


手前の二段目の網棚に、
エリンギ、アスパラ、チーズ、豆腐、

奥の一段目の網棚に乗っているのは、
タコと鶏肉です。

油を使わない調理ですので、
ヘルシーですし、
片付けも楽々。

凝縮された旨味と、
口から鼻にかけてふわりと抜ける、森の香りが、

ありふれた食材を、
ごちそうに変えてくれるんですね。

調味料とかも、
薄味で充分。

塩分も抑えられます。

自分で作った燻製だから、
愛おしさが、調味料なんだな。

実際に食べてみて感じたのは、

燻製の効果を味わうなら、
薄味の食材がいいかも。

肉や魚はもちろんなんですが、

お豆腐やかまぼこ、
きのこ類、ゆでたまご・・

まぁ
そのへんは、食材選びもお楽しみのひとつ。

白ワインや日本酒がすすむなぁ~こりゃ!

この商品について詳しくは、ラジショピホームページから♪
http://shop.fmyokohama.co.jp/ec/


月曜・火曜キャスター
熊谷章洋
http://www.kumagaiakihiro.net/
http://ameblo.jp/kumagai-akihiro/

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