
今日ご紹介したのは、
「長谷製陶 卓上燻製土鍋 いぶしぎん」でした。
*
燻製、
それは、
人類の叡智です。
大昔、
おそらく人間が、
火を操ることができるようになって、
間もなく、
偶然に発見されたことでしょう。
狩りで捕らえたイノシシやマンモスを、
最初は、
炙り焼きにして、
家族が食べ、
仲間に振る舞う。
でも、
当然、食べきれないし、
放っておけば、
何日も持たずに、腐敗してしまいます。
そんな繰り返しのなか、
火の近くに吊るしておいた肉が、
生肉よりも、長く保存できるっぽいことを、
誰がが見つけ、
それを部族内の共有の知恵として、
語り継ぎ、後世に伝え、
あるいは、人の増加や移動とともに、広まった・・
あるいは、
別の場所で
複数の人が、気づいたことかもしれません。
しかも食べてみると、
適度に水分が飛び、
旨味が増して、
かすかな木の香りが、
なんとも芳しく、
これ、
生よりいけるんじゃね?
みたいな感じで、愛されてきたのでしょうね。
*
さて、
前置きが長くなりましたが、
自宅で簡単に燻製が作れる、
長谷製陶さんの「いぶしぎん」のご紹介です。
燻製が美味いことは、
スーパーなどに様々な燻製や「燻製味の」商品が並んでいることでも、
明らかですよね。
でも、
自分で作る人は少ないでしょう。
ネックは、
煙と手間。
アウトドアでやるっていうイメージが強いですね。
この「いぶしぎん」は、
燻製を作りたいと思う人にとっての高い壁であった、
「煙と手間」を省くことに、
見事に成功した画期的な商品なんです。
長谷製陶さんは、
先日ラジショピでご紹介した「炊飯用土鍋」も作っている、
伊賀焼の老舗窯元。
その炊飯用土鍋に、
形状は似ていますが、構造が違うんです。
使い方は、
まず、この「いぶしぎん」の底に、
アルミホイルを敷き、
その上に適量のチップを載せます。
中には、
網棚を二段取り付けられるようになっていますから、
その網棚の上に、
燻製したい食材を並べます。
それをまずは空焚き。
ほわっとかすかな白い煙がでるのを確認したら、
蓋を閉じちゃいます。
これ以降は、
外に煙が出ることはありません。
秘密は、
「いぶしぎん」の縁が溝になっていて、
蓋を閉じて、
その溝に水を注ぐことで、
煙を外に漏らさない仕組みになっているのですね!
なるほど~
それは、グッドアイデアです。
そして、
しばらく加熱したあと、
火を止めて放置しておくだけ。
これで、
美味しい燻製の出来上がり~。
ね、
簡単でしょ?
では、
オープン!!
*
スタジオで
開いてみた時の状態はこんな感じ・・
手前の二段目の網棚に、
エリンギ、アスパラ、チーズ、豆腐、
奥の一段目の網棚に乗っているのは、
タコと鶏肉です。
油を使わない調理ですので、
ヘルシーですし、
片付けも楽々。
凝縮された旨味と、
口から鼻にかけてふわりと抜ける、森の香りが、
ありふれた食材を、
ごちそうに変えてくれるんですね。
調味料とかも、
薄味で充分。
塩分も抑えられます。
自分で作った燻製だから、
愛おしさが、調味料なんだな。
実際に食べてみて感じたのは、
燻製の効果を味わうなら、
薄味の食材がいいかも。
肉や魚はもちろんなんですが、
お豆腐やかまぼこ、
きのこ類、ゆでたまご・・
まぁ
そのへんは、食材選びもお楽しみのひとつ。
白ワインや日本酒がすすむなぁ~こりゃ!
この商品について詳しくは、ラジショピホームページから♪
http://shop.fmyokohama.co.jp/ec/
月曜・火曜キャスター
熊谷章洋
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