RADIO SHOPPING - Fm yokohama 84.7

旬の味覚と歴史を同時に堪能する贅沢


今日ご紹介したのは、

「料亭 田中家 ラジショピだけの飲み放題付きディナー券」
でした。


東海道五十三次、
3番目の宿場町、神奈川宿。

海岸沿いの街道に、
宿屋や商家が軒を連ね、

目の前の海には、
帆船が浮かんている様子は、

安藤広重の浮世絵にも描かれています。

この目の前の海が、
神奈川湊。

鎌倉時代以前の古くから、
関東の交易の要衝として栄えました。

幕末に開かれた横浜港は、
神奈川湊の対岸、横浜村のこと。

日本人で賑わっていた神奈川湊で、
外国人と問題が起きたら大変、ということで、

あえて神奈川湊の開港を避けたわけですね。

そんな、
かつての神奈川宿で、

文久3年(1863)創業、
横浜随一の老舗料亭、田中家さん。

横浜駅西口から歩いて10分弱、

神奈川区台町の、
旧東海道沿いに、今も店を構えています。

幕末から明治にかけては、

アメリカ総領事ハリスが訪れたり、
伊藤博文、西郷隆盛らが倒幕の密談をしたなど、

歴史上のエピソードもいっぱいです。

坂本龍馬の妻・おりょうさんが、
龍馬との死別後、
ここで仲居として働いていたことでも知られていて、

龍馬がおりょうさんに宛てた手紙も、
残されています。

また、
当時の様子を知ることができる数多くの写真が保存されており、

訪れたお客さんにも公開されています。

そんな、
歴史情緒たっぷりの料亭でのお食事を、

もっと気軽に楽しんでいただくために企画されたのが、
この飲み放題付きディナー券。

今年で3年目になります。
毎回、大好評です。

私も先日、伺いましたが、
3時間があっという間に感じるほど、

贅沢で楽しい一夜となりました。

まず、
横浜駅西口から歩いたのですが、

西口の繁華街からちょっと先、
現在は住宅街になっているところが、

まさに安藤広重の浮世絵の神奈川宿。

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当時の面影はほとんどありませんが、
階段を登った高台の上が旧東海道となっていて、

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この地形が
浮世絵のイメージとぴったり符合します。

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女将さんの三味線の音に出迎えられ、
緋毛氈の廊下を進んで個室に案内されます。

席は掘りごたつになっていて、
座り姿勢の疲れや痛みを感じることは、全くありませんでした。

そしてもちろんお料理も、

季節を感じさせる旬の食材が、
目と舌を満足させてくれます。

献立は月替りで、
私がいただいたのは、6月のメニューだったのですが、

例えば、
前菜の旬味盛りには、

馬鈴薯摺り流し青海苔添え
磯つぶ貝旨煮
蟹砧巻き 黄身酢掛け
天豆蜜煮 
揚げ畳鰯
烏賊うるか和え木の芽添え
衣かつぎカラスミ塗し

料理の名前を読むだけでも、
趣きがありますよね~

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それ以降、
(料理名の詳細は省略しますが)

コチや黒鯛のお造りや、

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若鮎塩焼き、

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穴子旨煮、
真鯛の蒸し物、
葉山牛ローストビーフ、

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ウニの炊き込みご飯
・・など。

素材の味はもちろんなんですが、
すべて一手間もふた手間もかかっているお料理を味わう、贅沢感!

じっくり時間をかけて、
「食というエンターテインメント」を堪能することができました。


ご紹介している今回のディナー券は、
3時間の飲み放題付き!!!!!

お酒が進むお料理ですので、
もう1本、もう1杯と飲みたくなるのですが、

お勘定も気になりますよね。

この飲み放題付きディナー券なら、
そんな心配なし!

心ゆくまで、
お料理とお酒のマリアージュを楽しむことができます。

席料、サービス料、消費税すべて込みで、
15000円です

このような
様々なポイントを総合して、

とにかく、
大事な人を連れて行くには、最適だと思います。

ビジネスの接待はもちろん、
友人同士、
家族のイベント、

また、
外国人の方に日本を紹介するには、もってこい。

この献立一式を召し上がっていただけば、
和食とはどういうものか?

確実に伝わるはずですよ。

そして何より、
仲居さんたちがとても気さく!

お客さんに
楽しく過ごしてもらおうと、一所懸命です。

格調が高く堅苦しいイメージの有る、
料亭でのお食事ですが、

スタッフの皆さんのご努力で、
とても親しみやすい雰囲気になっています。

料亭は行ったことがない、という方にも
自信を持ってオススメいたします!


月曜・火曜キャスター
熊谷章洋
http://www.kumagaiakihiro.net/
http://ameblo.jp/kumagai-akihiro/

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