
今日ご紹介したのは、
「十年十色~思い出の歌謡曲」
でした。
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1970年代。
すべてが右肩上がりで、
人々は夢と希望に満ち、
エネルギーに溢れた時代でした。
今では定番商品となったものも、
この頃開発されたものが多く、
カップヌードル、セブンイレブン1号店、
キティーちゃん、ドラえもんも、
この頃、生まれました。
そして、
カラオケの事業化が始まったのが、
1971年と言われています。
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俗に8トラと呼ばれる、
箱型のカセットを、
再生装置にガチャっと差し込むタイプの、カラオケ。
懐かしいですね~
この再生装置と8トラのカラオケ音源があれば、
商売になったわけですからね~
全国カラオケ事業者協会のサイトによりますと、
http://www.karaoke.or.jp/03nenpyo/03_02.php
店内BGM用の、
コイン入れが付いたジュークボックスに、
マイク端子を導入、
弾き語りの伴奏テープを貸し出す形で、
カラオケ事業が始まったそうです。
それもこれも、
歌いたい人がいて、
歌いたい曲があった、
からですよね。
あの頃の音楽は、
歌える曲が多かったよなぁ~。
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そしてもうひとつ、
自分が子供だったこともあるんですけど、
歌詞がみんな、大人っぽかった!
子供はそれでも、
わからないまま、口ずさんでいました。
後々、
あ、あの歌詞ってこういうことだったんだって、
分かる時が来たり・・
音楽は、
大人のものだったんですよね。
だからこそ、
今聞いても、十分、大人が堪能できる楽曲が多いんですね。
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このCDボックスセット「十年十色」は、
そんな1970年代の日本の名曲、109曲を
CD5枚に収録。
今では
聞く機会も少なくなりましたが、
当時は、多くの人がレコードを買い、
カラオケで歌った、ヒット曲ばかりです。
現代の音楽事情を考えると、
もう二度と同じような曲は作れないだろうな~と思えるような、
魂のこもった、濃厚な楽曲。
歌謡曲ブームの時代、
国民的アイドルが生まれた時代、
フォークがニューミュージックと呼ばれるようになった時代の音楽です。
アナログレコードを保存しているご家庭も、
もう少ないのではないでしょうか?
放送局で流されることも、少なくなりました。
1970年代って、
テレビ局もまだ、テープを使いまわしていた時代だそうで、
当時の映像も
あまり残っていないんですってね。
だからこそ、
手元に置いておきたい!
全楽曲紹介はこちら
http://blog.fmyokohama.jp/shopping/2015/05/cd1970-1979cd5-f7a2.html
40歳以上の全ての人にオススメ、
涙ちょちょぎれ必至の要保存盤。
超絶オススメします。
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月曜・火曜キャスター
熊谷章洋
http://www.kumagaiakihiro.net/
http://ameblo.jp/kumagai-akihiro/