
私の家では、祖母の家が海苔の産地だったので、
海苔というと、海苔屋さんから直接、新ものを分けていただいていました。
朝食には白いごはんとお味噌汁、そしてお海苔が定番でした。
海苔っていうのは、表が見えるようにはしで持って、
醤油を表側にちょっと付けて、
ごはんの上には裏面が下になるように置いて、
それでくるっと巻いて食べるんだぞ。
祖母の家に行くと、叔父に教わったものです。
家では、全形の海苔を中表に合わせて、火であぶり、
赤茶色をした海苔がほんのりきれいな黄緑色になった頃、いただくのでした。
あぶりたての海苔は、磯のいい香りがして、風味も味も最高です。
今は、ほとんど焼いたものが主流なので、
我が家でも、こういった光景はほぼ見られなくなってしまっていますが、
海苔の美味しさというのは、本当はこんな行程を経てからこそ味わえるような気がします。
さてさて、私の家の海苔バナシはこれくらいにして…
ラジショピでご紹介しました利き海苔セット。
これはとっても気の利いた内容なんですよ。
番組でお話しました通り、築地場外で人気の3代目店主。
こんな風に、マンガにも登場しちゃってますし、
もやもやさま〜ずにも登場されていたスゴイ方!
その方がセレクトしたお中元用のセットです。
4種類の海苔の味が楽しめて、鳩屋さんの商号入りの海苔缶が付いています。
どうですか?見た目にもとても趣あって、かっこいいでしょう。
美味しくておしゃれなプレゼントだと思いますよ。
このセットは、築地でも売っていません。
ラジショピだけのオリジナルセットですから、この機会をお見逃しなく!
松原さと子