RADIO SHOPPING - Fm yokohama 84.7

東日本大震災 あの日を忘れない

小林アナです。

東日本大震災から昨日で1年・・・

あの日のことは私たちの記憶からは決して消えない、

そして忘れてはいけない出来事です。

そんな思いを込めて

今日は

『読売新聞 縮刷版CD-ROM 2011東日本大震災 3月号』を

ご紹介しました。

縮刷版CD-ROMは本来1年契約のみで

月ごとの販売はしていないそうですが

今回ラジショピだけのために

読売新聞さんが

特別増刷プレスしてくださいました。

当時の記事を見ていくと

『余震 恐怖の夜』『携帯・メール通じない』など

大きな見出しの文字から

事態の大きさがよく伝わってきます。

テレビ欄も震災関連の報道番組一色で

白い部分がいっぱい・・・。

2011年3月の東京最終版の朝刊・夕刊・号外・特別夕刊

全ての記事が収められています。

店頭で販売され、同じ内容が掲載されているこの厚みの本が

Photo

このCD-ROMに凝縮されてるので

保管するにも場所を取りません。

Cdrom_2

中でも

私が印象に残ったのは

担当記者が現地の様子を見て思いを綴った

『編集手帳』。

《言葉で世渡りする手前、“言葉にならない”は禁句にしてきたが

その光景をどう言い表そう》

とあります。

私も新潟のアナウンサー時代

中越地震で現地を取材をしましたが

そんな一言では片付けてはならないけれど

同じように感じたことを覚えています。

また、

ご自身が辛いはずなのに

『お疲れ様』と声をかけてくださった被災者の方々、

あの優しさは忘れられません。

直接触れ合ったからこその記者の方々の言葉は

何よりも心に迫るものがあります。

そんな生の声を届けてくれるのが

『24時シリーズ』。

24時間被災者の方々と向き合ってきた記録を描いています。

記者達の一つ一つの言葉を通して

様々な角度から

もう一度震災を振り返り

これからの復興に向けて

私たちも一緒に考えていくためにも

記録を残しておくこと、

大切なのではないでしょうか。

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