
🔹1曲目:
ラヴェル作曲
古風なメヌエット
ピアノ: 東 誠三さん Seizo Azuma, piano
使用楽器:Steinway & Sons / Takagi Klavier
Ravel, Maurice
Menuet antique
= = =
♪メヌエット:
17世紀後半から18世紀にかけて、緩やかな三拍子の主にフランスの宮廷でよく踊られていた踊りのための音楽です。ヴェルサイユ宮殿を建てた太陽王、ルイ14世(Louis XIV)は、メヌエットを宮廷舞踊に取り入れ、特に好んで踊っていました。
後に、踊る目的から器楽の中の組曲として、バッハ、ヘンデルなどが、そして後にはソナタの1楽章としてハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどが盛んにこの形式で曲を書きました。
= =
♪ ラヴェルの作品について:
生涯、オーケストラの曲、ピアノの曲、弦楽器の曲、歌曲など色々な作品を書きました。最も知られている曲は「ボレロ」です。同じリズムがずっと続いてだんだん盛り上がっていくのですが、気がつくと巨大な渦のような、うねりのような音楽になり、その場が物凄くエキサイトするという、なかなか不思議な曲です。きっと皆さんも耳にしたことがあるのではないかと思います。
= =
♪ 東誠三さんにとってのラヴェル:
小学生の頃から大好きで、いつか弾きこなしてみたいとずっと思い描いていました。大学生のときにラヴェルの「クープランの墓」で毎日新聞社主催、日本音楽コンクールで第1位を受賞。ラヴェル、ドビュッシー、フォーレなどフランスの音楽に多大な影響を受け、その後フランスに留学しました。今でもラヴェルは、私の大切なレパートリーです。
= =
🔹エンディング~:
東誠三さんのアルバム、「ラ・カンパネッラ~リスト名曲集」より
フランツ・リスト
忘れられたワルツ第1番
Liszt
Valse oubliée No. 1
ピアノ: 東 誠三さん Seizo Azuma, piano
= = =
🎹 東 誠三さんのピアノリサイタルのお知らせ
ラヴェル生誕150周年記念 ラヴェル・ピアノ曲連続演奏会
日時:Day 1 Solo 2025年5月10日
Day 2 Duo 2025年5月18日 (ゲスト:ピアニスト 青柳 晋 https://susumusic.jp/)
会場:東京文化会館小ホール
お問合せ/ムジカキアラ 03-6431-8186
詳しくは
https://www.t-bunka.jp/stage/26264/
= =