PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

伊集院紀子さんの演奏で~

🔹 ロバート・ムチンスキー 

6つのプレリュードOp.6より

第2番レント

第3番アレグロ・ジョコーソ

第4番アレグレット・メノ・モッソ

第5番モデラート

第6番アレグロ・マルカート

ピアノ:伊集院紀子さん Noriko Ijuin, piano 

Robert Muczynski 

Six Preludes, Op. 6

No. 2 - Lento

No. 3 - Allegro giocoso

No. 4 - Allegretto meno mosso

No. 5 - Moderato

No. 6 - Allegro marcato

最愛の師匠、チェレプニンに捧げた6つのプレリュードOp.6は、1曲が2分程度の短い前奏曲の集まりで、アグレッシブなものからミステリアスで静かな作品など6曲で構成されています。それぞれにタイトルは無く、速度表記のみになります。本日はその中から抜粋して演奏してただきました。

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♪ 第2番 レント

低音でミの音がずっと響き、その上を高い音域で怪しい旋律が少しずつ形を変えて進行する、静かでゆったりしたミステリアスな作品です。

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♪第3番 アレグロ・ジョコーソ

左手のオクターブの音と右手の16分音符の速い旋律が半音でぶつかる響きが特徴の作品です。このぶつかる音でユーモアを表しているように感じます。

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♪第4番 アレグレット・メノ・モッソ

冒頭にややゆったりした短い前奏があり、突如としてアクセル全開になります。中間部に重厚なメロディックな間奏があり、また疾走するようなパッセージが再現されて終わります。

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♪ 第5番 モデラート

色々な音型が顔を出す作品で、レガートかと思えばスタッカート、弱いかと思えば急に強いアクセントなど、急な変化で曲全体に色々な表情を持つゆったりした作品です。

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♪ 第6番 アレグロ・マルカート

オクターブを打楽器的にちりばめている速い作品で、短いですが、パンチの効いたフィナーレにふさわしい作品です。

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🔹エンディングは~

CD『ウクライナのピアノ作品集』(榎本智史さん、伊集院紀子さん、佐々木理之さん)より

ヴィクトル・コセンコ作曲            

3つのピアノ小品 Op.9 より

第2番 マズルカ 

Viktor Stepanovych Kosenko

3 Klavierstücke, Op. 9

No.2 Mazurka

ピアノ:伊集院紀子さん Noriko Ijuin, piano 

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