PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

伊集院紀子さんのピアノ グラニテ 

『ピアノ・グラニテ』は、ピアニスト伊集院紀子さんが、演奏機会の少ない名曲や作曲家をご紹介するコーナーです。今週の選曲は、番組でも度々ご紹介している、アメリカの作曲家・エドワード・マクダウェル(Edward MacDowell)の作品より。

昨年7月のオンエアでご紹介くださった「炉端のお話」という曲集から、以前ご紹介できなかった2曲を解説していただきました。

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写真:

ピアニスト 伊集院紀子さん

Noriko Ijuin, piano

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🔹エドワード・マクダウェル

Edward MacDowell (1860-1908)

1860年、マクダウェルは、スコットランド系移民の父親とアイルランド系移民の母親のもと、ニューヨークで生まれた。幼い頃から音楽だけでなくデッサンや詩、童話を書くなど、創作意欲にあふれた少年だった。10代後半でパリ音楽院に入学し、クロード・ドビュッシーと同じ師匠に師事。その後フランクフルトに移って作曲を学ぶ。指導者になった後、フランツ・リストと知り合い、リストはマクダウェルを大変気に入り、彼の作曲活動に大変興味を持って接した。コンサート活動で成功を治めた後、ニューヨークに戻りコロンビア大学の教授を務めた。

彼は自分を詩人であり歌手であると考えており、常に詩的なアイディアを中心に作曲していました。彼の作品には「リーマスおじさん」、「野ばらに寄す」、「仕立て屋と熊」など想像力をかきたてるタイトルが多い。

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