
今週はフルート歴、約60年の萩谷康一さんが影響を受けたフルーティストの演奏やその教え、そして今だから感じる「良い演奏」についてお話をしていただきました。
演奏曲は、ドビュッシーの小組曲 第1曲 「小舟にて」/ 第2曲 「行列」
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萩谷康一さんが影響を受けたフルートの巨匠たち
🇨🇭オーレル・ニコレ
Aurèle Nicolet (1926 - 2016)
スイスのフルート奏者。ランパルとともに20世紀を代表する名フルート奏者
音大生だった萩谷さんは、強い衝撃を受ける!
ドイツへ留学した際、萩谷さんはオーレル・ニコレ氏から直接レッスンを受ける機会を得る。
先生の口癖は、「教師は医者、生徒は患者」
もちろん、オーレル・ニコレ氏は、「大変な名医」と実感。
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🇫🇷ジャン=ピエール・ランパル
Jean-Pierre Rampal (1922 - 2000)
フランスのフルート奏者。
来日公演で、一味違う熱演に衝撃を受ける!
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🇩🇪クルト・レーデル
Kurt Redel (1918 - 2013)
ドイツの指揮者、フルート奏者。
「大事なのは音楽の表現のコントラスト」
先生から学んだその言葉が、萩谷さんの座右の銘となった。
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🪈「素晴らしいフルーティストに出会えたこと、そして個性的な先生方から直接レッスンを受ける機会に恵まれたことは、私にとって、かけがえのない貴重な時間でした。そして、誰でも癖や欠点があるものですが、それも個性として活かしていくことを学びました。
今、私が考える「良い演奏」とは、個性を活かした演奏、自分らしさを出した演奏のことを言うのではないかなと思います。」 ~萩谷康一さんの言葉より~
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