🔹1曲目:
作曲 サティ Satie, Erik
編曲 西島麻子さん Asako Nishijima
ジュ・トゥ・ヴー Je te veux
フルート: 萩谷康一さん Koichi Hagiya, Flute
ピアノ: 吉川由利子さん Yuriko Yoshikawa, Piano
🎵 『ジュ・トゥ・ヴー』(仏:Je te veux)は、エリック・サティが1900年に作曲したシャンソン。当時、34才のサティは、生計を立てるのが困難だったため、約15年間(1890~1905)、酒場のピアニストとして、また歌手のための作曲家として働いていました。
当時、スローなワルツの女王 (La Reine des Valses lentes) と呼ばれていた、ポーレット・ダルティ(Paulette Darty)のために、アンリ・パコリ(Henry Pacory)が作詞し、その後、サティがこの詞に曲をつけました。歌詞には女性版と男性版があるのが特徴です。
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🔹2曲目:
スメタナ Smetana
我が祖国より Má Vlast
モルダウ(独語: Die Moldau、英語: The Moldau)*チェコ語:Vltava ヴルタヴァ
編曲 西島麻子さん Asako Nishijima
フルート: 萩谷康一さん Koichi Hagiya, Flute
ピアノ: 吉川由利子さん Yuriko Yoshikawa, Piano
🎵 1874年~1879年にかけてチェコの有名な作曲家・スメタナが作曲しました。ご紹介したのは、6つの交響詩「我が祖国」から特に有名な第2曲「モルダウ」ホ短調です。
タイトルの「モルダウ」はドイツ語です。チェコ語では「ヴルタヴァ」。プラハを流れる国内最大の大河です。当時、オーストリアの支配下にあったチェコではドイツ語が公用語とされていたので「モルダウ」と呼ばれ、それが現在に至っています。
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🔹 エンディング:
フランソワ・クープラン
恋の鶯
フルート: 萩谷康一さん Koichi Hagiya, Flute
ピアノ: 吉川由利子さん Yuriko Yoshikawa, Piano
François Couperin
Le rossignol en amour
写真:萩谷康一さん、吉川由利子さん