
ピアニスト 東 誠三さんの演奏で~
🔹1曲目:
ハイドン
ソナタ ヘ長調 Hob.XVI / 23 第1楽章
ピアノ: 東 誠三さん Seizo Azuma, piano
使用楽器:Steinway & Sons / Takagi Klavier
Haydn, Franz Joseph
Sonate für Klavier Nr.38 F-Dur
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Franz Joseph Haydn (1732 - 1809)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン
オーストリアの作曲家。モーツァルトと並ぶ18世紀後期、古典派音楽の代表者です。(モーツァルトやベートーヴェンより少し前)ソナタ・弦楽四重奏曲・交響曲などの形式を確立しました。
バロックのバッハが活躍していた時代からちょうど時代が変わっていく中で、音楽の新しい形式、様式をどんどん開拓し、それをきちんと定着させた功績を残しました。そして、それを基にモーツァルトやベートーヴェンが新しい工夫を凝らし、音楽が発達していったという流れがあります。
🎵 ハイドンの作品 / 特徴~
とても広いジャンルに渡りたくさんの作品を残しており、最も規模の大きい代表的な作品は、オラトリオの「天地創造」/ Die Schopfung 。オーケストラのための交響曲や、また当時はクラヴィアと言っていたピアノのための作品もたくさん書いています。シンフォニーは100曲以上も書いています。
音楽の特徴は、生き生きとした非常に活気がある曲が多い一方で、悲しげな曲では心に訴えるような美しいメロディーがあります。
🎵ハイドンが「交響曲の父」と呼ばれているのは~
それまでのオーケストラは、20人以内の小規模の合奏でしたが、ハイドンによって管楽器や弦楽器の数が増えたり、30人~40人を超えるようなオーケストラのスタイルというのが定着しました。
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🔹エンディング・テーマ~
東誠三さんのCD「 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」より
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調
第1楽章 Op.2-3
Beethoven, Ludwig van
Sonate für Klavier Nr.3 1.Satz Allegro con brio
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東誠三 ピアノ・リサイタル ドイツ・ロマン派の世界
開催日:2024年5月12日(日)13:30開場・14:00開演
会場:東京文化会館 小ホール
お問い合わせ:ムジカキアラ 03-6431-8186
🎹 ピアノ・リサイタルについて~
「前半は、ワーグナーの作品を演奏します。ワーグナーは主にオペラを書いた作曲家です。ピアノの作品はほとんど知られていないのですが、信頼関係で結ばれていた同時代の作曲家リストが、ピアノのために多数編曲を手掛けました。その中から選りすぐった素晴らしい曲を皆様にぜひ聴いていただきたいと思います。」