PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

萩谷康一さんの初めてのラジオ フルートレッスン

今週は、フルートで奏でる「いい音」についてお話しをしていただきました。

萩谷康一さんがフルートの生徒さんに「あなたの思う「いい音」とはどんな音ですか?」という質問をされたところ、それぞれに「いい音」と思っている音が異なっていました。例えば、雑音のない音、深みのある音、遠くまでよく通る音、しっとりした音 … など。

萩谷康一さんが考える「いい音」とは~

全員が同じような感覚ではないので、一言では決まらない正解のないものです。「聞いている人の心に響く音」、「みなさんが経験してきた全てのことが活かされている音」~ きっとそれが素敵な音で、「いい音」なのだと思います。

= =  =

(参考)1752年にフルート奏者・クアンツが出版した「フルート奏法試論」

当時(バロック音楽)の演奏法や音楽、慣習を知る上で貴重な資料となっています。クアンツの理想の音について学べます。

=  =  =

明日10月8日は、萩谷康一さんが尊敬する クルト・レーデル (Kurt Redel)氏 のお誕生日!

クルト・レーデル Kurt Redel (1918 - 2013) は、ドイツの指揮者・フルート奏者。

1918年10月8日、1945年までドイツ領であったブレスラウ(現在のポーランド領ヴロツラフ)生まれの指揮者、フルート奏者。ブレスラウ音楽院にてフルート、ヴァイオリン、ピアノ、オーケストラ指揮を学び、1938年、ウィーンの国際吹奏楽コンクールにフルート奏者として入賞。1941年、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者に就任。1953年にはミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団を組織し、指揮者兼独奏者となった。特にバッハの作品にかけては権威的な存在。

=   =   =

番組へのメッセージ、リクエスト、フルートのご質問などもお待ちしております!

piano@fmyokohama.jp

=  =  =

写真:萩谷康一さん、吉川由利子さん

=  =  =

top