
ショパン作曲
ワルツ作品42
ピアノ: 東 誠三さん Seizo Azuma, Pianist
/ タカギクラヴィア松濤サロンにて
Chopin
The Waltz No.5 in A flat major, Op.42
写真:ピアニスト・東 誠三さん
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*「ワルツ作品42」が生まれた背景
ショパンのワルツの作品の中で最も規模の大きなもの。30歳ぐらいの時の作品です。この頃は、パートナーであった作家のジョルジュ・サンドと生活を共にしていた時期で、秋~冬はパリで過ごし、夏になるとパリ南部、ノアンにあるサンドの別邸で数ヶ月を過ごしながら作曲に勤しんでいました。
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*その頃のパリの様子は…
フランス革命が終わり、中産階級が力をつけてきた時期でしたが、貴族の社交の場も華やかでした。ショパンは、フランス貴族社会で評判となり、上流階級の夜会に招かれ、そこでピアノを演奏をするようになりました。このようなサロン文化は、現代でも脈々と受け継がれ、フランスの日常では、自由なスタイルで、よくホーム・パーティーが行われているようです。
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エンディング曲は
東 誠三さんのアルバム「ラ・カンパネラ~リスト作品集」より
ピアノ: 東 誠三さん Seizo Azuma, Pianist
LA CAMPANELLA -F.LISZT “FAVORITES"-
Lizst: Liebesträume Nr3
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ピアニスト・東誠三さんの “スペシャル・クラシック・サロン
次回は2023年7月の予定です! どうぞお楽しみに。