PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

萩谷康一さんの初めてのラジオフルート・レッスン

今週はフルート演奏歴、約60年の萩谷康一さんが過去に感銘を受けたドイツのフルート奏者、パウル・マイゼン(Paul Meisen)と、クルト・レーデル(Kurt Redel)についてお話をしていただきました。

写真:萩谷康一さん、吉川由利子さん

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Paul Meisen

パウル・マイゼン

ドイツのフルート奏者。

デトモルト音楽院で、クルト・レーデルに、チューリヒでアンドレ・ジョネに師事。1961年、ミュンヘン国際コンクール優勝。ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン国立管弦楽団の首席フルート奏者として活躍、カール・リヒター率いるミュンヘン・バッハ管弦楽団でも演奏。その後デトモルト音楽院、ミュンヘン音楽院(教授)、また日本では1996年~2002年、東京藝術大学において後進の指導にあたった。

*萩谷康一さんの思い出~

パウル・マイゼンの来日コンサートで初めて耳にした演奏は、「音があまりにも美しかった!」

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Kurt Redel

クルト・レーデル

ドイツの指揮者、フルート奏者。

1918108日、ブレスラウ(現在のポーランド領ヴロツラフ)生まれれる。ブレスラウ音楽院にてフルート、ヴァイオリン、ピアノ、オーケストラ指揮を学び、1938年、ウィーンの国際吹奏楽コンクールにフルート奏者として入賞。1941年、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者に就任。1953年にはミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団を組織し、指揮者兼独奏者となった。特にバッハの作品にかけては権威的な存在。

*萩谷康一さんの思い出~

実際にレッスンを受けたときの助言が忘れられない。「音楽で一番大事なのは、コントラスト!」

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番組へのメッセージ、リクエスト、フルートのご質問などもお待ちしております!

piano@fmyokohama.jp

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