
今週はフルート演奏歴、約60年の萩谷康一さんが過去に感銘を受けたドイツのフルート奏者、パウル・マイゼン(Paul Meisen)と、クルト・レーデル(Kurt Redel)についてお話をしていただきました。
写真:萩谷康一さん、吉川由利子さん
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Paul Meisen
パウル・マイゼン
ドイツのフルート奏者。
デトモルト音楽院で、クルト・レーデルに、チューリヒでアンドレ・ジョネに師事。1961年、ミュンヘン国際コンクール優勝。ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン国立管弦楽団の首席フルート奏者として活躍、カール・リヒター率いるミュンヘン・バッハ管弦楽団でも演奏。その後デトモルト音楽院、ミュンヘン音楽院(教授)、また日本では1996年~2002年、東京藝術大学において後進の指導にあたった。
*萩谷康一さんの思い出~
パウル・マイゼンの来日コンサートで初めて耳にした演奏は、「音があまりにも美しかった!」
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Kurt Redel
クルト・レーデル
ドイツの指揮者、フルート奏者。
1918年10月8日、ブレスラウ(現在のポーランド領ヴロツラフ)生まれれる。ブレスラウ音楽院にてフルート、ヴァイオリン、ピアノ、オーケストラ指揮を学び、1938年、ウィーンの国際吹奏楽コンクールにフルート奏者として入賞。1941年、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者に就任。1953年にはミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団を組織し、指揮者兼独奏者となった。特にバッハの作品にかけては権威的な存在。
*萩谷康一さんの思い出~
実際にレッスンを受けたときの助言が忘れられない。「音楽で一番大事なのは、コントラスト!」
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