
🔹第1曲目:
パンチョ・ヴラディゲロフ 作曲
古典とロマンティック Op.24より
第1番 リゴドン
ピアノ:伊集院紀子さん
Pancho Haralanov Vladigerov
Klasichno I romantichono (Classic and Romantic) Op.24
No. 1. Rigadoon
Noriko Ijuin , piano
この組曲は全部で7曲あります。前半4曲が、リゴドン、サラバンド、クーラント、メヌエット。古典舞曲が使われています。フランス、イギリス、ドイツなどにも拡がり演奏された宮廷舞曲です。クラシック音楽においては古典組曲の中で用いられることの多い舞曲になります。
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🔹 第2曲〜:
パンチョ・ヴラディゲロフ 作曲
水彩画 Op.37 より
第4番 パストラール (牧歌)
第5番 ラツェニツァ
ピアノ:伊集院紀さん
Pancho Haralanov Vladigerov
Akvareli(Aquarelles) Op. 37
No. 4. Pastoral
No. 5. Rachenitsa Type a message
Noriko Ijuin , piano
こちらはヴラディゲロフらしさがたっぷりつまった楽曲、水彩画Op.37より、第4番パストラール、第5番ラツェニツァ。同じ作曲家ですが、ペダルによる響きの効果や旋律の拍感が真逆なリゴドンとパストラールです。最後のラツェニツァは変拍子のブルガリア舞曲です。本日はそれぞれのスタイルの違い、南仏とブルガリア舞曲の違いをお楽しみ頂きました。
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🔹エンディングは~
昨年12月にリリースされたCD『ウクライナのピアノ作品集』(榎本智史さん、伊集院紀子さん、佐々木理之さん)より
ヴィクトル・コセンコ作曲
3つのピアノ小品 Op.9 より
第2番 マズルカ
Viktor Stepanovych Kosenko
3 Klavierstücke, Op. 9
No.2 Mazurka
Noriko Ijuin , piano
「ウクライナのピアノ作品集」/ 榎本智史・伊集院紀子・佐々木理之
ウクライナのショパンといわれるコセンコに、リセンコ、グリエール、ボルトキエヴィチを加えた4人の作曲家によるピアノ作品集。これまであまり聴くことのできなかったウクライナの作曲家によるピアノ作品を聴ける貴重なアルバム。