
ラジオ・フルートレッスンは、フルートの基本を萩谷康一さんが分かりやすく紹介してくださるコーナーです。
今週は、先月に引き続き「世界史とフルート」というテーマで第2回目をお届けしました。
フルートは、ルネッサンスの時代から現代に至るまで様々な改良が加えられてきました。ルイ15世の時代には、フルートの「キー」はひとつだけで、あとは「穴」。その後、ルイ16世のフランス革命後には、「キー」は4つや6つに。続くナポレオンの時代には、「キー」は8つ〜10へと改良を重ねてきました。そしてついに、金属加工技術が発達した産業革命の時代に、テオパルト・ベームが現在のフルート・キーシステム「ベーム式」/ Boehm Systemを完成させました。
*テオパルト・ベーム Theobald Böhm(1794−1881)
ドイツ人のフルーティスト、作曲家、そして管楽器製作者。
写真:吉川由利子さん
萩谷康一さん
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ショパン ハンナ チャンネル / Youtube:https://youtu.be/6mPXY26CRv0
「樋口あゆ子 ラフマニノフ愛用のヴィンテージ スタインウェイと師・中村紘子先生からの贈り物」 是非、ご覧になってください。
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