
FMヨコハマPiano winery~響きのクラシックは、今年1月30日に「放送500回目」を
迎えます。それを祝し、500回に向けた 特別放送をお送しています。
先週と今週は、樋口あゆ子がさんが、今、世界中で一番尊敬するピアノ名教授、
江口文子さんをお迎えしました。
江口文子さんは、昭和音楽大学 学長補佐・教授昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室室長、
同附属ピアノアートアカデミー主任教授 全日本ピアノ指導者協会 理事
ショパン国際ピアノコンクールin ASIA組織委員会上席特別委員。
(写真の撮影時のみマスクを外しました)
チェリストの巨匠 ムスティスラフ・ロストロボーヴィチ(スラヴァ)の
サンクトペテルブルクのコンサートのエピソードを話していただきました。
江口文子さんがとある講習会で、江口文子さんのピアノレッスン受講生が、曲を弾き終
わった後、しばらく黙って考えられ、お伝えになられた言葉が
「あなたのピアノは、とても上手です。よく練習しているし、
それにあなたは素直な優しい人ね。でも、あなたは、指導する先生の言うことをよく聞
きすぎていて、自分の色がなくなってしまっている。もっと、自分の色を出しなさい。自分の声で歌いなさい」とおっしゃったエピソードは、雑誌プレジデントのオンライン記事でも音楽業界だけではなく、一般の方々にも話題となりました。
今回オンエアーした曲は、
ピアノとチェロのアンサンブル
ラフマニノフ作曲 ヴォカリーズ作品34−14
ピアノ 古海行子(Yasuko Furumi)
チェロ 桑田歩 (Ayumu Kuwata)