演奏曲:マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ作曲
季節Op.33より 1番 冬、3番 夏
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1番の冬は、フリギアやドリアという教会旋法という独特の響きのある音階を使い、それを5度の音程が平行して進行する方法を用ることで、空虚で体温の無い空間、つまりは雪や氷の無生物の冷たさを表しています。
それに対して3番の夏は、ギラギラとした日差しを4度の音程を積み重ねた和音で表現しています。
是非、音を聴きながら情景を思い浮かべてみてくださいね。