今夜も高木社長とお送りいたしました。
今と昔のピアノの話についてうかがいました。
プレイエルはショパンのために開発された楽器であり、当時は作曲家とともに楽器は作られていくものでした。
ショパンは貴族を対象にサロンで弾いていたため、小規模でした。
一方、リストは一般人にチケットを売って広いホールで演奏するという、現代のコンサートのスタイルを取り入れていました。
そのため、広いスペースでも音が聞こえるようにピアノは変化し、現代に繋がります。
こうした背景も踏まえて、ピアノの音を聴いてみるのも面白いですね。
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そして今夜の楽曲は弾き比べをお送りいたしました。
ピアノはホロヴィッツのものを使用し、1977年レコーディングのホロヴィッツ、そして2019年レコーディングの江口玲さんの演奏によるものです。