PianoWinery ~響きのクラシック~ - Fm yokohama 84.7

今夜のゲスト ピアノ調律師 高木裕さん

今夜も高木社長とお送りいたしました。

今と昔のピアノの話についてうかがいました。

プレイエルはショパンのために開発された楽器であり、当時は作曲家とともに楽器は作られていくものでした。

ショパンは貴族を対象にサロンで弾いていたため、小規模でした。

一方、リストは一般人にチケットを売って広いホールで演奏するという、現代のコンサートのスタイルを取り入れていました。

そのため、広いスペースでも音が聞こえるようにピアノは変化し、現代に繋がります。

こうした背景も踏まえて、ピアノの音を聴いてみるのも面白いですね。

そして今夜の楽曲は弾き比べをお送りいたしました。

ピアノはホロヴィッツのものを使用し、1977年レコーディングのホロヴィッツ、そして2019年レコーディングの江口玲さんの演奏によるものです。

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