Lucky Me - Fm yokohama 84.7

Shanti Time「季節湯について」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。 

今週のLUCKYMEは、「お風呂」にフォーカスという事で、
SHANTI TIMEではゆずや菖蒲など、季節の自然なものを湯に入れる季節湯についてご紹介します。

この文化が始まったのは、平安時代、空海が医療用の薬湯として設けたことが始まりといわれています。
季節の元気な植物の香りや、ビタミン、ミネラルなどの成分を摂るという効果が期待でき、
「季節を肌で感じられる」と庶民にも広く浸透し、現代に受け継がたようです。
ゆず湯や菖蒲湯以外にも季節湯は各月にあります。

10月は、生姜湯!保温効果に優れているので、日に日に寒くなるこの時期に、 身体の芯から温めてくれる風呂です。 
【やり方】
生姜をひと握り分をすりおろし、しぼり汁を浴槽に入れてかき混ぜます。
また、薄くスライスした生姜を袋やお茶パックに入れ、揉みながら入浴すると芳香効果が増します。
風邪で風呂に入れない時などには足湯がお勧めです。

11月は、みかん湯!古くからみかん湯のお風呂に入ると「身体がよく温まり、風邪を引かない」といわれています。
それは外皮に含まれる「リモネン」という成分が血行促進作用があるので、
いつまでも身体は温かく、湯冷めしにくく、寝つきもよくなるといわれています。 
【やり方】
皮には、農薬やワックスが付いている場合がありますので、塩水や重層で洗い流します。
小さくちぎって天日干し、もしくは電子レンジ(500Wで約3、4分)でパリパリになるまで乾燥させます。
乾かすと陳皮(ちんぴ)と言って漢方薬に使われるほど優れものです。
皮をそのまま浮かべるとお湯が汚れるので、袋やお茶パックに入れて使用します。 
秋から冬にかけて手に入りやすく、爽やかな柑橘系の香りが浴槽いっぱいに広がります。
お肌が弱い方はまずは足湯で試してみてください。

他に・・・ 1月は松湯、2月は大根湯、3月よもぎ湯、4月桜湯などありますが、
こちらはまた別の機会にご紹介いたします。
日本の四季を感じられる「季節湯」で、日頃のストレスや疲れを癒してみてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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