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Shanti Time「秋の訪れを告げる甘い香り『金木犀』について」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

今週は、香りにフォーカスということで、
SHANTI TIMEでは、秋の訪れを告げる独特な甘い香り「金木犀」についてご紹介します。


街中に広がる金木犀のオレンジ色の花の香りは、一度香ると忘れられないですよね。
金木犀は中国では「丹桂(タンケイ)」や「桂花(ケイカ)」という名前で親しまれており、 古くから漢方の生薬としても利用されていました。
その花びらは漢方だけではなくお茶やお酒、お菓子にまで幅広く使われており、中国の暮らしに溶け込んでいる植物です。
日本には、江戸時代に中国から渡来し、ジンチョウゲ、クチナシとともに日本の三大芳香花木といわれています。
金木犀の名前の由来は、金色の花を咲かせることと、樹皮が犀(サイ)の肌に似ていることから漢字で「金木犀」という名前になったそうです。
また、中国には古くから月で美しく咲いていた花の金木犀の種が、地上に落ち花を咲かせたという言い伝えがあります。

金木犀の開花は9月下旬から10月中旬で、花が咲く期間はたったの一週間と短いんです。
短い期間ですが、強く甘い印象的な香りに癒されたという方も多いのではないでしょうか?この香りには精神を落ち着かせて、苛立ちや不安を 軽減、不眠などを予防する効果があります。とてもリラックス効果が高いので、炎症を鎮める消炎効果あり、胃が痛いな…という時に嗅ぐと痛みが和らぐといわれています。
またこれからの季節、秋の味覚が沢山出てきます。 金木犀の香りには食欲を抑える効果もあるので、食べすぎを抑えてくれます。
この香りを手軽に暮らしの中に取り入れたい方はお茶がお勧めです。
緑茶に金木犀の花を混ぜ込み、お茶に香りを移した「桂花茶」や 手のひらに乗るくらいの金木犀の花びらを集めることができれば、
ご自宅にある紅茶や中国茶とブレンドすれば、手軽に数杯分の金木犀の香りのお茶を楽しむことができます。

また、期間限定でハーブやアロマ専門店でブレンドティを購入することができます。
聡子先生のお勧めはお茶専門店「ルピシア」の紅茶と金木犀がブレンドされたお茶!「月に咲く」

こちらを実際にスタジオで試飲いたしました!


金木犀の花びらが入っていてかわいい!
KANAさんも「今日絶対に買って帰る!」ととってもお気に入り。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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