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Shanti Time「豆板醤・甜麺醤・コチュジャンの違いについて」

ヨガインストラクター・介護予防指導士・ベジタブルフルーツアドバイザーでもある
望月聡子さんと一緒に、ヨガや食など生活に役立つ事をわかりやすくお伝えしていきます。

7月になり、だんだんと本格的に暑い日々がやってきましたね。
暑くなってくると食べたくなるのが、「辛いもの」!

そこで今回は、中華・韓国料理で一度は口にしたことがある
甜麺醤(テンメンジャン)
豆板醤(トウバンジャン)
コチュジャン
の3つの調味料の違いについてをお話します。


まずは、甜麺醤 です。
甜麺醤が使われる代表料理といえば北京ダック!北京ダックを食べる時につける甘い味噌になります。
どろりとした甘しょっぱい味が特徴で、辛味はありません。
中華の甘みそとも言われて、豚肉とキャベツを炒めた回鍋肉、ひき肉を甘辛く炒めて、
キュウリのせん切と一緒に麺の上にのせて食べるジャージャー麺、麻婆豆腐の隠し味にも使われています。
甜麺醤の原材料は小麦粉と塩と麹で、これらを醸造して醤油などの調味料が加えられて作られます。
カルシウムや鉄、βカロテンを含んでいて、代謝の促進や免疫力の強化といった効果が期待されます。

次に豆板醤です。
中国の四川省が発祥の地で、四川料理には欠くことのできない調味料です。
唐辛子をたくさん含んでいるので、ヒリヒリするような強い辛味が特徴です。
加熱するとより一層香りが加わるので、麻婆豆腐や担担麺、エビチリなどに使われます。
豆板醤の原材料はそらまめと唐辛子です。それに塩や大豆、米、大豆油、ごま油、酒精などの調味料が加わり作られています。
ナトリウムやビタミンE、食物繊維、鉄などの栄養素を含み、胃腸の調子を整えたり、疲労回復や肥満抑制にも効果的!
豆板醤に含まれるカプサイシンには抗酸化作用や脂肪の分解を促進させる効果もあります。

最後にコチュジャン!。
韓国料理で使われ、甘辛く、唐辛子のピリッとした風味が特徴です。
ビビンバやチゲ、トッポギ、お肉につけてサンチュで巻いて食べることが多いです。
辛さのある調味料ですが、豆板醤よりも甘味やコクがあります。コチュジャンの原材料はもち米麹と唐辛子で、これに塩などの調味料を加えて発酵させた発調味料です。
ビタミンやミネラル、アミノ酸、辛み成分であるカプサイシンなどが含まれるので、
食欲増進、老廃物を排出促進する効果もあるので風邪などの予防にも役に立つと言われています。

こういった調味料って、毎日使うわけでもなく、冷蔵庫の奥の方にあっていざ使おうと思った時には購入から長い月日が経っていて、
消費期限が切れてしまっているなんてこともよくありますよね。
塩分などが多く含まれているので細菌の繁殖はしにくいのですが、開封後は冷蔵庫保存でだいたい1年ほどといわれています。
一度購入すると長期間使わずに放置してしましまいがちな調味料ですが、上手に活用してコクや風味を楽しんでみるのはいかがでしょうか?!

このコーナーでは望月先生に聞いてみたいことや感想など、メッセージをお持ちしています!
メールはluck@fmyokohama.jpまで。

次回のShanti Timeもお楽しみに♪

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