
今週は、企画部プロモーションチームのゆかたんこと近下由佳さん、展示飼育部 展示飼育チームの今井啓吾さんをお迎えしました。そしてお話を伺ったのはDJ柴田聡さん!
このコーナーは2004年から現在までのえのすいの20年を、テーマとなる生き物とともに、
1年ずつ振り返る企画をお送りしています。
今回は2011年のえのすいを振り返る!ということでこの年のテーマ生物は ⇨ イイダコ
●まずは、イイダコってどんな生き物でしょう?
*北海道南部から南の日本沿岸に見られる小型のタコで、二枚貝に隠れ、産卵する習性があります。秋から冬にかけて、産卵のため浅瀬へ集まってきたものが食用として漁獲されます。調理された雌の腹に飯粒のような卵がぎっしり詰まっていることから飯蛸と呼ばれているそうです。
●採集、飼育時のエピソードは?
*イイダコは他のタコと違い、群れた状態でも傷つくような争いがほとんど起こらず、繁殖や縄張りのためコミュニケーション活動が活発に見られるそうです。大水槽のマイワシが人気で、魚以外でも群れると魅力が増す生き物がいることを知ってもらおう!という願いからえのすいでイイダコ展示プロジェクトが結成されました。イイダコが集まる場所を探して休日のたびに三浦半島を奔走し、ついに発見!88匹の採集に成功、念願の展示へこぎつけたということです。
そのほかイイダコ同士のケンカ?!や特徴など、興味深いお話も。ぜひradikoタイムフリーで
もう一度お聴きください!
☆近下さんからの「えのすいのインフォメーション」
新江ノ島水族館で開催中の「“えのすい”のくらげ展」では、南風が連れてくる夏の風物詩、カツオノエボシの長期飼育に挑戦しています。
本種は強い毒性を持つことで知られていますが、生活史をはじめとする生態はまだ明らかになっていません。これまでの飼育最長記録は70日。
今回は水槽を新たに製作し、最長記録の更新に挑んでいます。果たして記録の更新はできるのでしょうか。どうぞご期待ください。
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来月もお楽しみに!