
今回は企画部プロモーションチーム”ゆかたん”こと、近下由佳さん、展示飼育部シニアキュレーター”えのすいの王子”こと、北田貢さんをお迎えしました!
このコーナーは2004年から現在までのえのすいの20年を、テーマとなる生き物とともに、
1年ずつ振り返る企画をお送りしています。今回は2010年を振り返る、ということで・・・
テーマ生物は、オオグチボヤ !
こちら長期飼育が難しく、これまで1~3ヶ月で展示を終了していましたが、えのすいでは2010年の9月15日より展示した個体が、なんと590日の長期飼育の記録を樹立しました!放送ではこの時の、裏話なども。
口のような入水孔を大きく開けているのが分かります。
この、オオグチボヤ の特徴は・・・
*ホヤの仲間で「入水孔」を流れの方に向け、流れてくるプランクトンをパクっと食べる
*水深600~1000mに生息し、日本では富山湾などの日本海側に多いが、太平洋側の相模湾でも確認されている。(北田さんは、どちらでも実際に見たことがあるそうです)
他にも、お話を伺ったところ・・・
*書籍「へんないきもの」でも話題になった生物。
*実は比較的人に近い。(脊索動物門)
*幼生はオタマジャクシのような形
*2001年富山湾にて、世界で初めて大規模な群生地が発見された。発見したのは「しんかい2000」
※えのすいで実機を展示中
*オオグチボヤには「ソコクラゲ」というクラゲがくっ付いていることがある。ほとんど動かないが奇麗な色をしており、このクラゲも4カ月ほど長期飼育できた。
・・・・・・などなど、形も含めて知れば知るほと興味深い生物です!
詳しくは、radikoタイムフリーでお聴きください♬
☆近下さんからの「えのすいのインフォメーション」
新江ノ島水族館より、新着生物のニュースをお伝えします!
相模湾ゾーン 沿岸水槽にて、先日「アオリイカ」の展示が始まりました。 今回展示している個体は、飼育を担当する“えのすいトリーター”が採集してきた「江の島産のアオリイカ」。
体長は10センチを少し超える程度と小ぶりで、透明感のある体がなんとも涼し気な雰囲気を醸し出しています。
水族館内で開催中の「“えのすい”のくらげ展」と併せて、ぜひ目からも涼しさを感じにお越しください。※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。
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来週もお楽しみに!