
今週は、企画部プロモーションチーム“ゆかたん”こと近下由佳さん、
展示飼育部の専門技監、足立 文さんをお迎えしました。
このコーナーは、2004年から現在までのえのすいの20年をテーマとなる生き物とともに1年ずつ振り返る企画をお送りしています。
今回は2006年を振り返る編!テーマ生物は・・・「エチゼンクラゲ」です。
えのすいでは、この年、世界で初めて水槽内で繁殖した仔クラゲを展示。 2005年「エチゼンクラゲ」世界で初めて水槽内でポリプを得ることに成功しました。
エチゼンクラゲってこんな生き物・・・
*古くから越前(福井県)で知られていたクラゲ。夏から秋にかけて日本海側に出現。大型のクラゲの1種で、大きなものでは傘の直径 2 m・湿重量150 kgに達することもあるそうです。ビゼンクラゲなどとともに、古くから中華料理などの食材とし利用されてきた。しばしば大量発生しニュースになりましたよね。
足立さんからは、採集時のエピソードもお話いただきました。
最初に展示したエチゼンクラゲは、出雲の日御碕のダイビングショップの船に乗せてもらって採集したものだそう。
最初の頃の調査は、とにかく展示用のクラゲを持ち帰ることが目的で、タンクの開口は直径60cmなので、最大でも傘径60cm程度のものしか持って帰れない、、、ということで、自分が潜ってクラゲを水面まで寄せ、船上の上司が持つ樽に入れるという段取りで採集を行いましたが、毒の強さなど当時は知る由もなく・・・
水面で樽に入れる格闘中に刺されまくってしまった、、、という痛いエピソードも。
これがその時の写真です。
繁殖に関するエピソードも興味深かったです。ぜひradikoタイムフリーでもう一度!
えのすいでは、7月12日からクラゲにまつわる企画が始まりますのでお楽しみに!
★近下さんからの「えのすいのインフォメーション」
新江ノ島水族館では、6月30日 日曜日までの期間中、江の島エリアで日中雨が降る予報の日に
「雨の日シール」をプレゼントしています。
シールには、えのすい公式キャラクター“あわたん”と先日誕生したゴマフアザラシのイラストが描かれ、各日程、先着300名様限定でお渡しします。
対象の日は朝9時にえのすい公式ホームページでお知らせしますので、ご希望の方は水族館内2階オッターショップにてお声がけください。
雨が降ったら“えのすい”へ!みなさまのご来場をお待ちしています。
X #あわたん #新江ノ島水族館、TikTok公式アカウントもぜひチェックを!
来週もお楽しみに!
足立さんとゆかたんのクラゲポーズ❤️