
皆さん〜お元気ですか?
さて、今回は新江ノ島水族館 展示飼育部 魚類チーム 北嶋 円(きたじま まどか)さんに、
「世界で初めて繁殖に成功した深海の生き物、タギリカクレエビ」について伺いました。
2001年に初めて鹿児島県鹿児島湾で発見・報告されたホンカクレエビ属のエビ、
ホンカクレエビ属は、浅海域に生息する種が多く、130種以上が知られています。
体色は赤く、全長は25mmほど。
鹿児島湾はその湾奥の海底より火山ガスが湧き出しており、
タギリカクレエビは、その近くに生息するサツマハオリムシのコロニーの中や、
ガスが噴出している場所「たぎり」周辺の生息、名前はその「たぎり」に由来します。
化学合成生態系の一員であるサツマハオリムシの菅の間から発見されたため、タギリカクレエビも
その生態系に属すると考えられています。
公開を開始した稚エビは、鹿児島湾の水深約200mで採集された親より生まれました。
体長20mm。
生体になるまでの繁殖は非常に難しいそうです。
繁殖個体の公開は世界初です。
★深海㈵〜JAMSTECとの共同研究〜にて公開しています。
湘南は、「梅雨明け」がいつになるか?気になるときですね。
今月の「えのすいecoデー」は、7月16日日曜日です。
ビーチクリーンは、9時00分〜10時00分、ビーチコーミングアートは10時00分〜10時30分ですよ。
ゴミ袋、トング、軍手は用意します。
ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
えのすいeco親善大使 DJ・HAGGY