えのすい presents LIFE OF AQUARIUM - Fm yokohama 84.7

生きた化石 オオムガイ (12月1日放送)

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皆さん〜お元気ですか?
 
12月になりましたね〜。今年もあと1カ月ですよ〜。
 
今年どんな一年でしたか・・・・やり残したことはありませんか。。。?
 
新江ノ島水族館には、何回行きましたか?
 
1カ月に最低でも1回は行きましたか?。。。。。
 
お待ちしていますよ。

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さて、今回は、新江ノ島水族館 展示飼育部 魚類チーム 小谷野有加(こやのゆか)さんに
 
【大変珍しい生きた化石と言われているオオムガイ】について伺いました。

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採集場所は、フィリピンで、「深海」でみることができますよ。
 
オウムのくちばしに似ていることから名前がつけられたそうです。

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フィリピンから南太平洋、オーストラリア近海に分布、
 
普段は水深100〜600mの深海にいます。
 
夜間は浅場まで浮上しますよ。
 
巻貝の仲間ではなく、イカ・タコの仲間なんです。
 
海底付近でエビ・イカ、死んだ魚などを餌にしています。
 
殻のなかにはたくさんの部屋があり、
 
一番大きな部屋に身体が入っています。
 
これより先の部屋にはガスと少量の液体で満たされています。
 
各部屋の間で、ガスや液体を出し入れすることにより、浮力の調整しています。
 
大人になると部屋が30くらいになります。

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絶滅したアンモナイトに良く似ています。
 
太古の昔から現在までほとんどその姿を変えないで、子孫を残しているオオムガイは
 
生きた化石ですね。

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「ナイトワンダーアクアリウム2016〜月光に漂う水族館〜パート3」
 
まだ見ていない人は、綺麗ですよ。見に来てくださいね。

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お待ちしています。
 
えのすいECO親善大使 DJ・HAGGY

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