
皆さん〜お元気ですか?
12月になりましたね〜。今年もあと1カ月ですよ〜。
今年どんな一年でしたか・・・・やり残したことはありませんか。。。?
新江ノ島水族館には、何回行きましたか?
1カ月に最低でも1回は行きましたか?。。。。。
お待ちしていますよ。
さて、今回は、新江ノ島水族館 展示飼育部 魚類チーム 小谷野有加(こやのゆか)さんに
【大変珍しい生きた化石と言われているオオムガイ】について伺いました。
採集場所は、フィリピンで、「深海」でみることができますよ。
オウムのくちばしに似ていることから名前がつけられたそうです。
フィリピンから南太平洋、オーストラリア近海に分布、
普段は水深100〜600mの深海にいます。
夜間は浅場まで浮上しますよ。
巻貝の仲間ではなく、イカ・タコの仲間なんです。
海底付近でエビ・イカ、死んだ魚などを餌にしています。
殻のなかにはたくさんの部屋があり、
一番大きな部屋に身体が入っています。
これより先の部屋にはガスと少量の液体で満たされています。
各部屋の間で、ガスや液体を出し入れすることにより、浮力の調整しています。
大人になると部屋が30くらいになります。
絶滅したアンモナイトに良く似ています。
太古の昔から現在までほとんどその姿を変えないで、子孫を残しているオオムガイは
生きた化石ですね。
「ナイトワンダーアクアリウム2016〜月光に漂う水族館〜パート3」
まだ見ていない人は、綺麗ですよ。見に来てくださいね。