
みなさん〜お元気ですか?
えのすいECO親善大使DJ・HAGGYです〜。
子供達は、夏休みもあと約半月ですね。
宿題はどんな感じですか?なるべく早く終わらせて、最後の一週間は楽しみながら新
学期を迎えましょう。
今回は、およそ1ヶ月前に沖縄の海に放流された《えのすい生まれ》の子がめたちに
ついて、
新江ノ島水族館 展示飼育部 魚類チーム 戸倉 徹(とくら とおる)さんにお話
を伺いましたよ。
昨年9月に、えのすいで生まれましたアオウミガメの子供たちが、約1カ月前に沖縄
の海に放流されました。
えのすい生まれのアオウミガメ45個体の内、無事に成長した43個体の中から、
34個体を放流のために沖縄県八重山郡竹富町黒島に輸送して、翌日の7月16日水曜日に、放流にむけウミガメ各個体に識別のためにタグをとりつけて34個体の中から、砂浜から12個体、ラグーンで12個体放流しました。
水中などから観察を行い、元気に泳ぎ去るようすを見届けたそうですよ。
砂浜から海に向かって一生懸命歩いている姿は、可愛いですよね。
いきなりラグーン。。。。海の中へと放流された子がめ達は、たぶんビックリし
て!!『ここは?どこだ?』と思ったのでは?
えのすいでは、きちんと餌など栄養管理とかきちんとしていたので、これからは厳し
い自然の中で、一生懸命生きていかなくてはなりません。
たくましく生きて行ってほしいです。
なんで沖縄県八重山郡の黒島かというと、新江ノ島水族館では、
子がめ達の両親と思われる個体を含む、展示飼育中のアオウミガメ全6個体の《DNA鑑定》を行い、
出身地等を特定、関係各所にご協力いただきながら、最適な
放流場所を選定したそうです。
アオウミガメの産卵地としては、国内では伊豆諸島・小笠原諸島・薩南諸島・奄美諸
島や、琉球列島など南方の地域が知られています。
テレビで、砂浜で夜中、暗い中に、砂浜から海に向かって子がめ達が歩いている姿を
みますよね。
なんで夜?外敵から守るためです。
暗い中、よく海が見えるよな〜と思いますが、夜は、海が光るのでわかるそうです。
でも、浜の隣に国道など明るい道があると、間違って海とは反対側へ行き、命を落と
す子がめ達も多いようです。
今回の子がめ達の放流に関しては、DJ・HAGGYとしては悲しいお別れがありま
した。
この番組、4月17日放送のブログにも登場しているその子がめ達の中の《12番》
の子がめちゃんを持たせてもらいました!
バックヤードの子がめ達の住まい(ケース)の《12番》の子がめちゃんでした!
名前は、当然《HAGGY(ハギー)ちゃん》と命名です。
新江ノ島水族館行くと必ず、バックヤードの《12番ケース》のHAGGYちゃんを
見に行きましたよ。
少しずつ成長しているな〜と思っていました。
その、HAGGYちゃんは、今頃?どうしているのでしょうか?
砂浜から海へ?ラグーンで海へ?またはウミガメ協議会付属黒島研究所にいるので
しょうか?
海にいたら、これから何十年も世界中(太平洋)の海流にのって、たまには生まれ故
郷《えのすい》の目の前の相模湾に戻ってきてほしいな〜と思っています。
『HAGGYちゃん〜元気でね〜。たくましく成長してくださいね〜。さようなら
〜。(泣く)』
《えのすい》こと新江ノ島水族館には、いろいろな生き物のドラマがあります。
皆さんも《えのすい》にきて、夏の思い出と、素晴らしいドラマをつくってくださ
い。