えのすい presents LIFE OF AQUARIUM - Fm yokohama 84.7

アオウミガメの子供たちを沖縄の海に放流(8月14日放送)

みなさん〜お元気ですか?
えのすいECO親善大使DJ・HAGGYです〜。

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子供達は、夏休みもあと約半月ですね。
宿題はどんな感じですか?なるべく早く終わらせて、最後の一週間は楽しみながら新
学期を迎えましょう。

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今回は、およそ1ヶ月前に沖縄の海に放流された《えのすい生まれ》の子がめたちに
ついて、

新江ノ島水族館 展示飼育部 魚類チーム 戸倉 徹(とくら とおる)さんにお話
を伺いましたよ。

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昨年9月に、えのすいで生まれましたアオウミガメの子供たちが、約1カ月前に沖縄
の海に放流されました。

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えのすい生まれのアオウミガメ45個体の内、無事に成長した43個体の中から、

34個体を放流のために沖縄県八重山郡竹富町黒島に輸送して、翌日の7月16日水曜日に、放流にむけウミガメ各個体に識別のためにタグをとりつけて34個体の中から、砂浜から12個体、ラグーンで12個体放流しました。

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水中などから観察を行い、元気に泳ぎ去るようすを見届けたそうですよ。

砂浜から海に向かって一生懸命歩いている姿は、可愛いですよね。

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いきなりラグーン。。。。海の中へと放流された子がめ達は、たぶんビックリし
て!!『ここは?どこだ?』と思ったのでは?

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えのすいでは、きちんと餌など栄養管理とかきちんとしていたので、これからは厳し
い自然の中で、一生懸命生きていかなくてはなりません。

たくましく生きて行ってほしいです。

なんで沖縄県八重山郡の黒島かというと、新江ノ島水族館では、

子がめ達の両親と思われる個体を含む、展示飼育中のアオウミガメ全6個体の《DNA鑑定》を行い、

出身地等を特定、関係各所にご協力いただきながら、最適な
放流場所を選定したそうです。

アオウミガメの産卵地としては、国内では伊豆諸島・小笠原諸島・薩南諸島・奄美諸
島や、琉球列島など南方の地域が知られています。

テレビで、砂浜で夜中、暗い中に、砂浜から海に向かって子がめ達が歩いている姿を
みますよね。

なんで夜?外敵から守るためです。

暗い中、よく海が見えるよな〜と思いますが、夜は、海が光るのでわかるそうです。

でも、浜の隣に国道など明るい道があると、間違って海とは反対側へ行き、命を落と
す子がめ達も多いようです。

今回の子がめ達の放流に関しては、DJ・HAGGYとしては悲しいお別れがありま
した。

この番組、4月17日放送のブログにも登場しているその子がめ達の中の《12番》
の子がめちゃんを持たせてもらいました!

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バックヤードの子がめ達の住まい(ケース)の《12番》の子がめちゃんでした!

名前は、当然《HAGGY(ハギー)ちゃん》と命名です。

新江ノ島水族館行くと必ず、バックヤードの《12番ケース》のHAGGYちゃんを
見に行きましたよ。

少しずつ成長しているな〜と思っていました。


その、HAGGYちゃんは、今頃?どうしているのでしょうか?

砂浜から海へ?ラグーンで海へ?またはウミガメ協議会付属黒島研究所にいるので
しょうか?

海にいたら、これから何十年も世界中(太平洋)の海流にのって、たまには生まれ故
郷《えのすい》の目の前の相模湾に戻ってきてほしいな〜と思っています。

『HAGGYちゃん〜元気でね〜。たくましく成長してくださいね〜。さようなら
〜。(泣く)』

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《えのすい》こと新江ノ島水族館には、いろいろな生き物のドラマがあります。

皆さんも《えのすい》にきて、夏の思い出と、素晴らしいドラマをつくってくださ
い。

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