FMヨコハマのラジオ番組「YAMABICO」(毎週日曜 20:00~21:00)。
5月3日の放送では、今年デビュー45周年という記念すべき節目を迎えられた角松敏生さんをゲストにお呼びしました!
番組では、角松さんのデビュー当時の秘話から、多趣味な一面、そして間近に迫った横浜アリーナでのアニバーサリーライブへの並々ならぬ熱意まで、たっぷりとお話を伺いました。
![]()
18歳の瑞々しい感性から生まれた『YOKOHAMA Twilight Time』
MITSUMI: 角松さん、45周年おめでとうございます。せっかくなので昔も振り返っていきたいのですが、『YOKOHAMA Twilight Time』はどうやって生まれた曲なのですか? タイトルに「横浜」が付いてるんですがそのタイトル付けも含めて伺いたいです
角松: 僕は東京出身なので都市生活を描くことが多いのですが、東京といっても西部の田舎の方、吉祥寺なんです。だから渋谷や新宿は憧れの場所で、都会に出ていくという感覚でした。「横浜」はまた別格なイメージがありました。米軍の色もあったし、文化が入ってくるお洒落な街。父が車好きで中華街によく連れて行ってくれた時のネオンのキラキラ感が子供心に残っていました。中学ぐらいの時にはガールフレンドができたら「横浜にデートに行くんだ」みたいな。そういう少年でした。この曲は18歳のアマチュア時代に作った曲です
MITSUMI:デビュー曲として横浜がタイトルに付いてるものを出してくださったっていうのがすっごく嬉しいです。デビューが決まった時はどうでしたか?
角松: 腕試しみたいな感じでコンテストに出たりはしていました。高校生の時に準々決勝まで行ったことはありましたが、自分にそんな大したことができるとは思っていませんでした。そのコンテストの決勝にはシャネルズやサザンオールスターズも出ていましたね。たまたまコンテストで落ちた人の中に面白いやつはいないかと探していたプロデューサーの目に留まって、「レコード出さないか」と急に言われて
MITSUMI: びっくりしますよね
角松: レコードを出せる、レコーディングができることが嬉しかったです。売れる売れないには興味がなくて、プロの現場を体感できる喜びが強かった。その時プロデューサーに「YOKOHAMA Twilight Time」を聞かせたら「これがいい、これにしよう」となりました。通常は曲を書いてもらうパターンが多い中、全曲自分の曲を採用されたのはラッキーでした
![]()
「自分でなきゃダメだ」プロ意識を確立させた3枚目の転機
MITSUMI: 角松さんの音楽の記憶は、何歳ぐらいからのものですか?
角松: 8歳上の兄の影響が大きかったです。兄が中学生でギターを始め、GS(グループサウンズ)をやっていました。また父がラジオの制作会社の経理をやっていて、事務所や家にはテープレコーダーがあり、ポール・アンカやニール・セダカ、ローリング・ストーンズなどがバンバン流れていました。ただ母は音楽に厳しくて、「人前で歌を歌うなんて恥だ」という人でした
MITSUMI: デビューの時はお母様どうでした?
角松: 喜んでいなかったですね。「簡単な世界じゃないんだ」という感じで。3作目のアルバム『ON THE CITY SHORE』が初めてオリコンチャートに入ったのですが、それまでは全然売れなくて、事務所とも上手くいかず音楽を辞めようと思っていました。3作目は「これでダメなら辞めるから、全部自分にやらせてくれ」とプロデュースから何から全部自分でやりました。それが売れた時、「なんだ、俺の考えていることでいいんだ」とプロ意識が芽生えました。初めてまとまった印税が入った時、母に「この金どうしたんだ、何やったんだ」と凄く怒られました。「印税だと思う」と答えましたが(笑)
横浜アリーナで魅せる!芝居・ダンス・音楽が融合した「究極のエンターテインメント」
MITSUMI: 6月27日(土)には横浜アリーナでの45周年ライブが控えていますね
角松: 5年に一度の周年ライブ、また横浜アリーナでやらせていただきます。前回はコロナ渦だったので、ソーシャルディスタンスのためにお客さんを半分ぐらいしか入れなかったんですよね。横浜アリーナは必ず長くやるというのが定着してしまっていて、5時間から6時間という構成になります。チケット代も諸物価高騰で少し上がっていますが、5年前より短かったら文句言われますからね(笑)。こんなに大変なのはこれが最後だという気持ちでやります
MITSUMI: Act1、Act2、Act3とあるみたいですが、3部構成の内容を少し教えていただけますか?
角松: 第2部は数年前からやっている「Music Live, Act & Dance」で、音楽ライブを中心にお芝居とダンスを見せるものです。自分の中でこんなに大変なことはもうやらないと思っていたのですが、この5年間の集大成としてやります。台本も演出も自分でやっています。1万2000人の会場でお芝居を見せるために、30台ほどのカメラを駆使して映画の撮影のような映像をスクリーンに映し出します。クレーンがステージのど真ん中に入ってきて視界を遮りますが、良い絵を撮るためですので文句言わないでください(笑)。第1部はお楽しみにしてほしいんですけどタイムマシン的に、第3部は新旧混合。午後3時開演で、夜9時半には終わる予定です
MITSUMI: その後には軽井沢公演も控えていますね
角松: 毎年恒例の、大賀ホールというクラシック専用ホールでやります。今回はピアノ、アコギ、歌、弦楽四重奏で、全く違う雰囲気でお届けします
音楽に対する飽くなき探究心と、常に新しいことに挑戦し続ける角松敏生さん。
6月27日(土)に横浜アリーナで開催される45周年ライブ、7月18日(土)・19日(日)で開催される軽井沢公演の最新情報は、角松敏生オフィシャルサイトをチェック!
TOSHIKI KADOMATSU 45th Anniversary Liveの情報はこちらから↓
https://www.toshiki-kadomatsu.jp/information/detail.php?id=922
TOSHIKI KADOMATSU Live in KARUIZAWA 2026“Singin’ in the Forest”はこちらから↓
https://www.toshiki-kadomatsu.jp/information/detail.php?id=926