深夜の音楽食堂 - Fm yokohama 84.7

【第490回】松重豊 × 篠井英介

俳優の松重豊がマスターをつとめる
FMヨコハマ「深夜の音楽食堂」

今夜は俳優の篠井英介さんがご来店!



<Profile>
1958年、石川県金沢市出まれ。
日本大学藝術学部演劇学科卒業後
1984年に男優だけのネオかぶき劇団
「花組芝居」に参加し
1990年の看板女方として人気を博す。
退団後は女方のみならず、中性的な役や
悪役など変幻自在の演技派俳優として活躍。
朗読やナレーションでもその表現力を発揮し
ご自身が取材・構成も担うNHKラジオ
「マイあさ!篠井英介のシアターへの招待」では
演劇情報を発信。
2023年には女方の役柄で出演した
イキウメ『人魂を届けに』
ケムリ研究室『眠くなっちゃった』で
紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。
現代演劇における唯一無二の存在として
第一線を走り続けている。

近年の主な出演作に
舞台『Bug Parade/バグ・パレード』
映画『おーい、応為』
ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』
『SHOGUN 将軍』第6話
『孤独のグルメ』Season10 など。
また、日本舞踊・宗家藤間流の
師範名取で「藤間勘智英」の名も。

3月12日からは東京芸術劇場シアターイーストにて
主演舞台『欲望という名の電車』が上演。
主人公のブランチを演じるのは
なんと、19年ぶり4度目!

今夜は、篠井さんが俳優を志す
きっかけとなった作品や、女方として
歩んできたこれまでの道のり。
そして舞台への思いなどをうかがいました。

松重マスター
「『欲望という名の電車』という言葉を
英介さんの前で口にするだけで
僕はちょっと身が引き締まる思いがあるんです。」

篠井英介
「本当にね、今日まっちゃんと
こうやってお話しできて、久しぶりにお顔を見て、
この作品が自分の原点だったことを
改めて思い出しました。
僕にとっては、生涯、唯一無二と言えるほど
思い入れのある作品なんです。
この芝居をやろうとした時、その原点に
まっちゃんもいてくださって。
本来は、まっちゃんが登場人物のひとり、
ハロルド・ミッチェルを演じる予定で。
僕はブランチ・デュボアを演じる
はずだったんですよね。」

松重マスター
この話は来週、ゆっくりと。」



♪ Today's ON AIR ♪
(篠井英介’s セレクト)

1.虹の彼方に(Over the Rainbow) / ジュディ・ガーランド
1939年の映画『オズの魔法使い』より

篠井英介さん
「音楽を聴くときは、心を和ませて
穏やかに安らぎたいんです。
古いミュージカルやジャズを聴くと
ほっとできる。
家に帰って、こういう音楽を聴いています。

2.Smile / ナット・キング・コール
1954年のナンバー♬

お話いろいろ…

★杉村春子さんの「欲望という名の電車」を
 観て、衝撃を受けた学生時代

★女方として現代演劇の道を切り拓いた理由

★趣味は演劇鑑賞

松重マスター
「やっぱり女方でやるということ、
それを歌舞伎なり現代演劇の中で
やる決意というか、覚悟っていうものは、
今の時代とは想像できないような
覚悟が必要だったんですよね?」

篠井英介さん
「現に、まっちゃんと一緒に
やろうとしたときに、著作権者から
“男のくせに女の役をやってはいけない”と
言われた、あの時代は。
そういう意味では、ジェンダーを越えて
現代演劇のリアリズムの中で
女方をやるということ自体が
当時はありえなかった。

今でこそ、いろんな人たちが
さまざまな形でやっていますけど
もし、歌舞伎の道に進んでいれば、
女方として勉強しながら舞台に
立つこともできたかもしれない。
でも、現代演劇の中で女優さんたちに
混じって女方をやるという道は
やっぱり険しかったですね。」

松重マスター
「英介さんの中でも、嵐徳三郎さんの
ように歌舞伎にいくという
選択肢もあったんですか?」

篠井英介さん
「ちょっとは思った。いろいろ考えながら。
でも、職業俳優、職業女方として
世の中に認めてもらいたいと思った時に
現代劇の中で女方がどこまでできるのか
挑戦したかった。
そこは男っぽいんですよ(笑)。
自分でも、チャレンジャーだったし、
根性もあったなと思います。

それで歌舞伎には進まず、花組芝居を
加納くんたちと立ち上げて
自主公演をやって。
『サロメ』や『サド公爵夫人』などを
上演しながら、“ここに女方がいます”と
プレゼンテーションしてきたんです。
もちろん男の役もたくさんやったけど
女の役のオファーが来ると本当に嬉しくて。
演劇界のなかでは”篠井は女方”という認識が
生まれて、なんとかここまできました。」

松重マスター
「そこの認識をあの時代に定着させるというのは
本当に凄まじい戦いだったと思います。」

篠井英介さん
「好きなことをやってきたので
苦労したとは思わないんだけどね。
ただ、映像の世界では悪役ばかり回ってきて。
すごく悪い人とか嫌味な役が多かったんですよ(笑)。

でもまぁ上手だったのかもしれない。
自分とは違うから、それはそれで楽しめて。
映像の世界もやらせていただきながら
演劇では女の役を。
舞台では年齢に関係なく、とにかく女方として
舞台に立ち続けたいと思っていました。」


<舞台情報>

舞台『欲望という名の電車』
【東京公演】3月12日~22日 東京芸術劇場シアターイースト

 ※追加公演が決定! 3月14日(土)18時の部
 チケットは2月22日(日)10:00より発売!

【大阪公演】4月4日・5日 近鉄アート館


パルコ・プロデュース『リチャード三世』
【東京公演】5月10日~31日 PARCO劇場
大阪・愛知・福岡・岩手でも上演!


篠井英介さん
公式サイト
X
Instagram

来週も篠井英介さんがご来店です!
どうぞお楽しみに♬

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本日の放送はradikoタイムフリーでも
お聴きいただけます!
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NHK『星野源と松重豊のおともだち』
 水曜日 23:00~ NHK 総合にて放送

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