今回撮影をしようと出掛ける中で、振り回されたのは天気!「よぉし、あのスポットで夕陽の入る角度で撮るぞ」なんて意気込んだものの連日曇りや雨予報。「おっ、明日晴れマークだ!」と向かってみると分厚い雲の登場… 女心と秋の空、とはまさにこの事?いや、私の心は晴れ一筋のつもりで待機中なんですが。 そもそも秋の空って男心だっけな?と調べてみると、元々は男性だったようです。女性も強くなり主張ができるようになった社会で、移ろいゆく心はどちらにだって有り得る世界だよなぁ~なんてことわざの由来を調べて過ごす日々。
やっとの思いで太陽が顔を見せた朝、いつものようにAスタジオから外を見ると万国橋辺りの水面に光が当たって輝いていました。呼び寄せられる様に向かった先から見えた風景が表紙の写真。 観光客や地元の方達も立ち止まって撮影してしまうほど美しい、ドラマのシーンでもよく使われるこの有名な風景。エアキャビンの運行も開始して少しずつシルエットを替えながらも、この景色は見る度に息をのむといっても大袈裟ではないかも。右手にあるヤシの木は南国を感じさせながらも、橋の反対側は蔦が這って洋風な雰囲気。
さらにこの馬車道エリアではとてもオシャレな街並みにも出会えます。名前の通り、馬の水飲み場があったり、まるでドゥオーモのような県立歴史博物館が建っていたり。
秋の空でも束の間の晴れを見つけられたことに感謝。そして薄く広がるうろこ雲や、澄んだ空に落ちてゆく夕陽。こんなに気持ちが良い風が吹く秋の空になら、変わりやすい心にだって少しぐらい振り回されてもいっかな、なんて思えちゃうほど私はこの時期が大好きです。
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