花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか?
内藤>今日は観賞用の植物の中でも、野菜ではなく“フルーツ”が成る、おすすめの「実りある植物」をご紹介したいと思います。
武居>いいですね。育てている植物に実がついたら、それだけでうれしくなりますよね。
内藤>そうなんです。ただ、柿やビワ、栗のように大きく育つ木は、管理もなかなか大変で。今日は、大きくなりすぎずに実が楽しめる、コンパクトなフルーツの木を選んでみました。
武居>それは気になります。ぜひ教えてください!
内藤>まず一つめは、レモンです!
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内藤>数年前に5寸くらいの鉢を買ってきて、ほぼ放置しているんですが(笑)、それでも毎年4~5個、まるで約束されたように実ってくれるんです。手間いらずで、本当におすすめですよ。
武居>自家製なら、皮まで料理やお酒に使えるのがいいですよね。
内藤>そうなんです。国産レモンは質がいい分、お値段もそれなり。皮をすりおろしてお料理に、お酒や炭酸水に、と考えると、自家製レモンはとても心強い存在ですよね。
武居>眺めて楽しんで、実も、皮まで丸ごと味わえる。まさに一石二鳥ですね。
内藤>はい。そして実のありある植物、2つ目のオススメは「ブルーベリー」です。
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武居>ブルーベリー、いいですね! 実も紅葉も楽しめそう。
内藤>おっしゃる通りで、これがいいことづくめなんです。街路樹のようには大きくなりませんし、初夏には花が咲いて、そのあと実がなり、秋には紅葉も楽しめる。おまけに切り枝としても使えるんですよ。
武居>ブルーベリーは庭木でもよく見ますよね。
内藤>庭木にもおすすめですし、鉢植えでもコンパクトに育てることができます。虫が付きにくいのがいいですね。
武居>手がかからないのは助かりますね。品種もたくさんあるんですよね。
内藤>品種は200~300種あると言われていますが、その中でもハイブッシュ系と呼ばれるものは、実も大きめ、紅葉もきれいでおすすめです。ブルーベリーは、1本ですと、買ったときには実が付いていても、翌年から身をつけにくくなってしまう性質があります。
でもハイブッシュ系の一部の品種(「サンシャインブルー」など)は、1本でも比較的実がつきやすいです。でもより多くの大きな実をつけるためには、同じハイブッシュ系の中で違う品種を揃えておくといいかもしれません。
武居>近くに置いておくといいのですね。
内藤>そうです。一気に揃えるのは大変なので、1年1鉢ずつでもいいかもしれませんね。
武居>1年ごとに楽しみが増えるのもいいですね。さて、最後は?
内藤>最後に、「2鉢もいらない!1鉢だけで実りを楽しみたい!」という方にぴったりのものです。
武居>なんでしょうか。
内藤>イチジクです!
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内藤>一昨年くらいだったかな・・・4寸くらいの小さい鉢で買ってきました。買ったときは1つの実がなっていただけなのですが、そのあと5寸くらい植え替えて、肥料もやったら、今年は何と(そんなに大きくないけど)14個ほど実がなりまして。
武居>えー、1鉢に14個も??おいしいのですか?
内藤>昨年まったくおいしくないだろうと思って食べたら、意外とおいしかったです。
きちんとイチジクの味がしました。家に遊びに来てくれる友人も、ベランダにある様々な植物の中で、なによりイチジクに最初に反応してくれます。
武居>5寸くらいの鉢植えで14個も実が成ったらうれしいですよね。
内藤>はい。今日ご紹介したものは、どれも地植えすれば大きく育って実付きもよくなりますが、ささやかながら“鉢でも実りが楽しめる”のが共通の魅力です。みなさまも、それぞれの環境に合った楽しみ方を見つけていただけたらと思います。
武居>ということで今日は「フルーツを楽しめる植物」をご紹介いただきました。
内藤さん、ありがとうございました。
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