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NITTEN ハナラボ 第280回「 ラジオネーム:ルルクルミさんからの質問 」

花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。


武居>内藤さん、今日もよろしくお願いします。

内藤>お願いします。

武居>今日は、リスナーさんから質問が届いているので、ご紹介します!

内藤>嬉しいです、ご質問ありがとうございます。

武居>ラジオネーム:ルルクルミさんから。
「内藤さん、詩織さん、こんにちは☺️カボチャの種を庭にまいたら、芽が出て、葉っぱが大きく育ってきたのですが、これからどんな肥料を与えたらいいでしょうか?それと、これから暑くなることについて、日除けもした方がいいでしょうか?」

内藤>芽が出て、葉っぱがどんどん大きくなっていく時期って、すごく嬉しいですよね。

武居>種から目がでる喜びがありますね!

内藤>しかもカボチャって、比較的ビギナーさんでも収穫まで持っていきやすい野菜なんですよね。直まきでも育てやすくて。

武居>コスパもよさそうですよね。何かポイントはありますか?

内藤>正直に申しますと、私自身家庭菜園の経験値が低いし、得意なのは切り花系なので、そんなにルルクルミさんに知ったかぶりもできないのですが、わかる範囲でご紹介したいと思いますが、調べてみると、カボチャは土質を選ばず、日当たりがよければよく育つ優秀な野菜のようです。

武居>よく育ってきたころ、これからの時期ちょうど暑くなりそうですが、暑さ対策は必要ですか?

内藤>基本的には暑さには強いのですが、品種にもよります。ホクホク系の西洋カボチャは、南アメリカのペルー周辺の高地が原産といわれていて、高温多湿がちょっと苦手。日本の蒸し暑い夏でバテやすいんです。

武居>なるほど。

内藤>一方で、日本カボチャは中央アメリカ由来とされていて、暑さや湿気には比較的強いんです。ルルクルミさんが栽培されている品種にもよるんですが、いずれにしても、暑くて目の多いこの時期に、いかに“葉を元気に保つ”かがポイントのようです。

武居>葉を元気に保つことですね。

内藤>そうなんです。暑さや湿気で葉っぱが傷むと、でき始めた実が急に強い日差しにさらされて、色が変わったり傷んだりすることもありますし、葉が減ると光合成できなくなって、実の太りにも影響するんです。

武居>いわば葉がカボチャのソーラーパネルみたいな役割をしているのですね。

内藤>まさにその通りです。日傘の役割とエネルギー源の両方を担っています。それから、以前ハロウィーンの装飾用のカボチャの生産者さんを訪問した時は、ワラを敷いていました。

武居>ワラを敷くと、暑さ対策になるんですか?

内藤>伸びてきたカボチャのツルの下にワラを敷くと、雨の時の泥はねを防止できますし、土壌の乾燥を防ぐことができるので、うどんこ病などの病気の防止になります。

武居>泥はねが防げれば、葉も泥で汚れず、光合成が盛んになりますね。そのほかにもハロウィーンのカボチャの生産者さんが、工夫していたことはありますか。

内藤>カボチャの実が全部座布団みたいなものを敷いていまして。地面に接している部分だけ色が変わったり傷んだりしやすいので、食品トレーみたいなものをお尻の下に敷いたり、時々向きを変えたりしていらっしゃいました。

武居>食品トレーのような誰でも手に入りやすいものを使っているのはヒントになりますね。

内藤>その時に伺ったのですが、座布団を敷いたとしても、どうしても地面に設置している部分の色が変わってしまうので、別の手段としてはアーチ状に支柱を仕立てて、空中で実を大きくさせる方法もあるそうなんです。

武居>空中で栽培とは斬新ですね。

内藤>それを生産者さんたちは「空飛ぶカボチャ」とおっしゃっていました。

武居>「空飛ぶカボチャ」!確かに、実が小ぶりな品種なら、アーチ型でなくてもゴーヤみたいにネットに這わせて、壁面緑化っぽく育てるのも楽しそうですね。

内藤>いいですよね。風通しが良くなるので、葉っぱが蒸れにくくなって、病気の予防にもつながります。

武居>カボチャを栽培する楽しみが増えますね。ということで今日は、ラジオネーム:ルルクルミさんからの質問にお答えいただきました。内藤さん、ありがとうございました。

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