花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日はどんなお話でしょうか。
内藤>ブロッコリー花束をテーマに、お話させていただきたいと思います。
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武居>ブロッコリー!ブロッコリーといえば、4月から指定野菜になって、何かと話題を集めていますよね。そんなブロッコリーが、花束になるんですか…??
内藤>そうなんです、今年の卒業式シーズンに、ブロッコリーを贈り合った、という例がニュース、報道番組を通じて伝えられているんです。
武居>えーホントですか?
内藤>例えばですが、3月のニュースの写真をご覧ください。
武居>ほんとだ!卒業生が、卒業証書や花束と一緒に、ブロッコリーを抱えていますね。
内藤>ニュースでは「高校卒業新定番!驚き!花束風ブロッコリー」と題して、驚きの新定番として紹介しているんです。
武居>しかも、卒業式でブロッコリーをもらったのは一人や二人ではないようで、何人も紹介されていますね。
内藤>そうなんです。報道では都内の2つくらいの高校の卒業式が紹介されていました。
武居>こちらの男子高校生が持っているブロッコリーは、小さなパールのようなものが、ところどころに挿してあって、水玉模様みたいでかわいいですね。こういうのもらったら嬉しいかも!?
内藤>意外と嬉しいかもしれませんよね。サプライズ的な感じがありますし、目を引きますよね。みんなに「ヤサイいいね!」と声をかけてもらえるから、それも嬉しいとインタビュー受けた高校生は言っていました。
武居>別のインタビューを受けた高校生は「ブロッコリーは花に見える」と言っていますね!いわれてみれば、確かにあの小さな粒々一つひとつがツボミなんですよね。
内藤>そうですね、わたしもニュースのコメントを聞いて思いましたが、私たちが日ごろ食べている部分は、正確には、花蕾と呼ばれるツボミに当たるものが密集した部分なんです。
武居>そう考えると、ブロッコリー1株が、そのまま花束のようなものかもしれませんね。
内藤>そうですね。まさに「1本で花束」!
武居>でも、ブロッコリーは花市場には流通していないのでは?
内藤>それがですね、日常的にたくさん流通しているわけではないのですが、なんと今年の3月のある日、大田市場の私どもの事務所に、このような試作品の展示がしてあったのです。
武居>えー!?これはケールとブロッコリーですか??ケールの花瓶2本とブロッコリーの花瓶2本が飾られています!
内藤>そうなんです。ブロッコリーの奥にあるピンク色の花がチューリップなんですが、チューリップやバラなどのサンプル品が転移されるところに、ブロッコリーが登場したというわけです。
武居>今後、ブロッコリーやケールのような食材と思われていた植物も、観賞用として多用される日は近いかもしれませんね。
内藤>本当に。結婚式に、新婦が行う「ブーケトス」の男性版として、新郎が独身男性ゲストに向けてブロッコリーを投げる例もあるようです。ブロッコリーを大切な人生のセレモニーに送り合うという、若い方の目の付け所と鋭い感性に敬服です。
武居>ということで今日は「近年注目を集めている、ブロッコリー花束」をご紹介いただきました。内藤さん、ありがとうございました。
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