花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日は母の日ですね。花業界でも一大イベントではないかと思います。
内藤>本当にその通り。
武居>母の日の花といえば、カーネーションのイメージがありますが、最近の母の日のカーネーションは、どんなものが人気なんでしょうか。
内藤>ひとつは、淡くて、優しい色が最近の人気ですね。真っ赤というよりも、ピンクベージュとか、ベージュを基調にえんじ色の挿し色が入ったようなカーネーションとか、淡いけど落ち着いたトーンがトレンドの柱にあります。もう一つは、淡いのですが、クリーム色とか、淡いパープルとか水色など、パステルカラーのカーネーションも人気です。
武居>なるほど、たしかにパステル系とかレインボーカーネーションはよく見かけますね。この水色やレインボーカーネーションは、染めているんですよね?
内藤>染めているんです。
武居>でもどうやって?色水を吸わせているのですか?
内藤>そうなんです。
武居>でも1輪が何色にも染まって、レインボーカラーになるのはどうやっているのか、いつも不思議に思います。
内藤>はい!そこで今日は、母の日にちなんで、実際にカーネーションを染めてみたいと思います!
武居>染めは、花の日持ちに影響はないんですよね?
内藤>はい。問題ありません。花を染める専用の染液がありまして、マーケットにデビューする前に研究しつくされて、実験して花に影響がないものが流通しています。では、さっそくやってみましょうか!
武居>やっぱり専用のものを使うのが一番ということですね!今回は白、ベージュとかいろんな差し色が入ったものを用意してみたのですが、これを染液につけるということですね。
![]()
内藤>染液はインターネットショップなどで、花専用のものが販売されています。染めたい色の染液を小さな容器に入れて、一色に染める場合は茎をそのままつければいいですし、もし何色かに染めたい場合は、カーネーションの茎下をたこ足ウインナーのように切り分けます。
武居>下を切り分けるんですね。でも茎が細いから、2分割か3分割くらいが限度ですね。
内藤>そうです。その分けた茎から別の色の染液を吸わせると、レインボーにできあがるんです。
武居>そうすると、黄色と青の間は自然に緑の発色になって、3色を吸わせても自然にレインボーカラーになるということですね。
内藤>その通りです。ポイントとして、染める前はカーネーションの場合であれば、2〜3時間くらい花瓶から引き揚げて、しばらく水を切っておくことです。
武居>早く吸ってくれるということなんですか?お花は大丈夫なんですか?
内藤>その方が染液を良く吸います。キクでやる場合であれば、一晩とか、丸1日花瓶から引き揚げても問題ありません。
武居>なるほど。花が水を欲する状態にしておくのですね…!では、さっそくカーネーションの染めに、チャレンジしたいと思います!楽しみ!
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
武居>できましたー!
![]()
![]()
内藤>手に付いたりしても、これは水溶性なので、手を洗えば基本的にはすぐ落ちます。
武居>オリジナルのカーネーションができていいですね!これと葉物1本とか、カスミソウを合わせて世界に1つのカーネーションを贈るのもいいですね。ということで、今日は母の日にちなんで、カーネーションの染めにチャレンジしました!内藤さん、ありがとうございました。
お花に関する質問や、取り上げてほしいテーマなど、
気軽にメールお待ちしています!
take@fmyokohama.jp までお送りください♪