花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日もよろしくお願いいたします。
内藤>よろしくお願いします。
武居>早速ですが、今日はリスナーさんからお便りをいただいているので、ご紹介します!
内藤>ぜひお願いいたします。
武居>ラジオネーム:まーくん 。
「しおりん、こんにちは😃最近花屋さんでスイートピーを見かけたので、彼女にプレゼントしました😊スイートピーを花瓶に生けて、延命剤のクリザールを入れましたが、どの位入れたら良いか、水加減はどの程度かがわからない。スイートピーは茎が柔らかいので、管理はどのようにしたほうが良さそうでしょうか?」とのメッセージをいただきました。
内藤>ありがとうございます。これはもう、もらった側は一生覚えているレベルのプレゼントですね。実は、ここ神奈川県は、切り花スイートピーの発祥地とも言われていて、今も素晴らしい生産者さんがたくさんいらっしゃるんですよ。
武居>さすが神奈川県。スイートピー生産発祥の聖地というわけですね。
内藤>その通りです。さて本題ですが、今回はなんと、クリザールのメーカーさんに直接お話を伺ってきました。
武居>直々に!?それは心強いですね。
内藤>クリザールはオランダに本社を置く、切り花栄養剤の世界的なリーディングカンパニーなんです。日本にも拠点があって、大田市場にも支店があるんです。
武居>切り花栄養剤といったらクリザール!というような安心のメーカーさんですね。
内藤>はい。その担当の方に教えていただいたポイントをお伝えしますね。まず、切り花栄養剤には大きく3つの役割があります。1つ目は糖分。花の栄養分となり、長持ちさせて発色させる効果があります。2つ目は抗菌剤。水の中の雑菌を抑えるので、水替えの手間も減ります。3つ目がpH調整。水を弱酸性にして、切花が水を吸いやすくします。
武居>なるほど〜、だから使うと違うんですね。
内藤>そして一番大事なのが、濃度です。クリザールに限らず、どの栄養剤もそうなのですが、基本は「50倍希釈」です。
武居>50倍…ちょっと難しそうですね。200ccくらいの計量カップだったらあるかもしれませんが。。
内藤>そうですよね。例えば500mlのペットボトルを使うと便利です。500mlに対して10ccの切花栄養剤を入れるイメージです。クリザールの場合、1回ずつの小袋になっているものがあるのですが、それであれば、そのまま袋の内容を丸ごとペットボトル1本分に溶かせばいいですし、クリザールのボトルタイプはキャップで10cc量れるようになっています。
武居>ペットボトル、わかりやすいですね。
内藤>ただ、「だいたい」でやりたくなりますよね。
武居>そうなんですよ。いちいち量ってるかと聞かれたら…笑
内藤>私もそうなんですが、メーカーさん曰く「最初はきちんと測ることが大事」とのことでした。
武居>もし濃すぎたり薄すぎたりすると?
内藤>薄いと雑菌が発生しやすくなり、切り花栄養剤の効果が落ちて、日持ちが短くなってしまいます。薄すぎると栄養剤の効果が出にくくなります。
武居>適正な濃度がポイントなのですね。
内藤>はい。そしてスイートピーは湿気に弱く、湿度が高いと花シミが出やすいので、湿度に気を付けるということと、フルーツが出すエチレンガスにも弱いので、リンゴやバナナなど果物の近くは避けるのもポイントです。
武居>果物も関係があるんですね。
内藤>そうなんです。ちなみに今回ご協力いただいたクリザールの植松さんは、大田市場の支店にお勤めなんですけど、
なんと神奈川在住で、いつもこの番組を聴いてくださっているそうです。
武居>えー!嬉しい!植松さん、ありがとうございます。
内藤>その植松さんから、まーくんさんにメッセージもいただいています。代読させていただきますね。
「まーくんさん、この度は当社製品をご利用いただきありがとうございます。スイートピーをプレゼントされるなんてとても素敵ですね。スイートピーを選ばれるということは、彼女さんもスイートピーのような可愛らしいお方なのでしょう。まーくんさんのような素敵な男性が増えてくれたら嬉しいです。ぜひこれからもお花のある生活を楽しんでください。」とのことでした!スイートピーは、今シーズンはもう出荷終了ですが、また今年の11月頃から出回り始めて、1〜3月がピークになりますので、ぜひ楽しんでもらえたらと思います。
武居>ということで今日は、ラジオネームまーくんのご質問に、お答えいただきました。内藤さん、ありがとうございました。
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