花のトレンド・販売データなどを調査・分析して販売している、
株式会社 大田花き 花の生活研究所の内藤育子さんに、
お花に関する様々なことを伺っていくハナラボのコーナー。
武居>内藤さん、今日もよろしくお願いいたします。
内藤>よろしくお願いします。
武居>先日、花・・・だと思うのですが、異色の存在感で思わず二度見してしまった花があって・・・「これは本当に花なのかか、生き物なのか?」と思うくらい、不思議な存在感の植物があったんです。あれは何だったのかな~と思って。
内藤>武居さんの目を引くということは、相当個性的でインパクトのある花だったということでしょうね。何の花でしょうか。何か特徴はありますか。
武居>うーん…表現が難しいんですが、縦にすっと伸びていて、タコの吸盤みたいな丸い形が、ずらっと並んでいる感じ。それが全部グリーンなんです。
内藤>ああ、それはもう間違いない・・・と思うのですが、今の季節でその特徴を持つ花はほぼほぼこちらではないでしょうか。 ・・・モルセラです。
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武居>モルセラ?リスナーの皆さんは、もしかしたら名前だけだとピンとこないかもしれないので、ぜひ「モルセラ」で検索してみてください。
内藤>このモルセラは流通期間が比較的短く、この4月であれば出合える可能性大です。個性的でお部屋のアクセントになるのでお勧めです。
武居>あの不思議な吸盤みたいな部分、あれが花なんですか?
内藤>あれは、実はガクに当たる部分です。
武居>ガクなんですね!それでユニークな形をしているのですね。本当の花もあるんですか?
内藤>あります。ガクの中に、小さく白っぽい、淡いピンクの花が咲きます。ただ、流通するときは付いていないことも多いですね。
武居>では、もしガクの中に小さな花が付いていたらついていたらラッキーですか?
内藤>花が付いている、ということは鮮度がいいということでもありますので、確かに花が付いてたらラッキーと言えるかもしれません。
武居>こうして近くで一つ一つのガクを見ていると、貝殻のようでもありますよね。
内藤>確かに。実際、英名では貝殻の花を意味する「シェルフラワー」とも呼ばれていますし、和名も「貝殻サルビア」というんです。
武居>なるほど、やっぱり貝殻っぽい印象なんですね。でもこういう個性的な花って、どう飾ればいいか迷う方もいらっしゃいそうですね。
内藤>たしかに少し上級者向きに見えるかもしれませんが、普通に「グリーン」として使っていただければ大丈夫です。
武居>新緑のような明るいグリーンとして使えば、お部屋が明るくなりそうですね。
内藤>その通りです。この色味で、しかもこのボリュームで、タテラインのグリーンはあまりないので、重宝されるんです。ミニブーケには1本、大きめブーケなら3本入れば一気にボリュームも増します。
武居>初夏の花とも相性が良さそうですね。
内藤>はい、その通りです。たとえば、ヒマワリとはとてもよく合いますし、同じく縦のラインが美しいカラーと合わせても、すっきりした組み合わせになります。また水揚げもいいですし、ガクなので長持ちします。ただ一つ、ご注意いただきたいのは、このガクの先端辺りにちょっとしたトゲがあるんです。
武居>トゲ?ほんとだ、これですね。
内藤>私も以前油断して、チクッとしたことあるので、取り扱うときは少し気を付けていただければと思います。
武居>ということで今日は「不思議な存在感で空間のアクセントになる植物、モルセラ」をご紹介いただきました。
内藤さん、ありがとうございました。
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